【高校受験2026】千葉県公立高校入試<理科>講評…計算力や思考力に加え、実験・観察、小問の正確な把握が必要 | NewsCafe

【高校受験2026】千葉県公立高校入試<理科>講評…計算力や思考力に加え、実験・観察、小問の正確な把握が必要

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【高校受験2026】千葉県公立高校入試<理科>講評
 2026年度(令和8年度)2月17日(火)と2月18日(水)に、千葉県公立高等学校入学者選抜が実施された。18日は理科と社会の2教科が実施となった。千葉県教育委員会が2026年2月13日に発表した一般入学者選抜等の確定志願状況(全日制)によると、志願者確定数は3万2,008人で、平均倍率は1.11倍となった。

 リセマムでは、京葉学院の協力を得て、2日目の18日に行われた学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<理科>講評
(京葉学院 提供)
 昨年度の本検査と同様、大問で9題出題されました。大問1が小問集合で、大問2~大問9は、物理・化学・生物・地学の各分野からそれぞれ2題ずつの出題でした。履修学年もバランスよく出題されています。基本的な問題の他、計算力や思考力、さらには読解力が求められる問題もありました。全体としての難易度は昨年並みと思われます。

1.小問集合
 物理、化学、生物、地学の各分野から1問ずつ出題されました。いずれも基本的な内容の問題で、全問正解が望まれます。

2.火山(地学)
 「火山」に関する問題でした。(4)では、水平方向の長さに対する山頂の標高の割合から火山モデルを推定する、思考力が必要な問題でした。

3.電流と磁界(物理)
 「電流と磁界」に関する問題でした。ICカードを題材とした身近な生活にかかわりのある問題で、馴染み深い受検生も多かったのではないでしょうか。(3)の対照実験を考える問題では、実験の結果の正確な把握が必要でした。(4)の電流が流れる時間の計算問題は、確実に正解したい問題です。

4.刺激と反応(生物)
 「刺激と反応」に関する問題でした。各小問とも基本的な問題でしたが、(3)の計算問題は、実験の結果と会話文の内容を踏まえる問題で、計算力に加え読解力も必要な問題でした。

5.酸・アルカリとイオン(化学)
 「酸・アルカリの性質」に関する問題でした。全体を通して標準的な問題で、難度は高くありません。

6.植物の分類(生物)
 「植物の特徴と分類」に関する問題でした。(3)はコケ植物に関する正確な知識が求められました。(4)は、シダ植物やコケ植物の特徴を、種子の有無だけでなく、体のつくりやふえかたの観点から正確に分類する思考力が求められました。ただ、全体を通して難度の高いものではなく、全問正解したい問題です。

7.化学変化(化学)
 「炭酸水素ナトリウムの分解」に関する問題でした。(1)~(3)は実験方法や実験結果に関する基本的な知識を問う問題で、難しい問題ではありません。(4)の加熱後の物質の質量を求める計算問題も標準的な難度で、ていねいに解答したい問題です。

8.天体(地学)
 「星の日周運動・年周運動」に関する問題でした。(1)~(3)は教科書の内容を学習していれば解答できる問題で、全問正解したい問題です。(4)の計算問題も確実に正解したい問題です。

9.物体にはたらく力(物理)
 「物体にはたらく力、作用・反作用」に関する問題でした。(1)の作図の問題は、教科書の内容を学習していれば解答できる問題で難度は高くありません。(2)(b)では、ばねが伸びることにも注意しなければならなく、(3)では、作用・反作用に関する正確な理解が求められたので、正解できなかった受検生も多かったのではないでしょうか。


 このレポートは2026年2月18日(水)に速報として京葉学院により作成されたもの。
協力:京葉学院
《編集部》

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