東京都教育委員会は2026年2月2日、2025年度(令和7年度)中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)の実施状況を公表した。平均スコアは74.9点で、前年度より6.6点上昇。80点以上の最上位層(段階別評価A)の割合が47.2%と5割弱を占めた。 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、中学校の授業で学んだ英語で「どのくらい話せるようになったか」を測るためのスピーキングテスト。東京都内の公立中学3年生を対象としたESAT-Jは、2022年度より実施。テスト結果は、都立高校入試の評価資料として用いている。 2025年度「ESAT-J YEAR 3」の申込者数は7万7903人で、このうち、7万489人が受験を終えた。本試験は11月23日に都立学校191会場と民間会場等38会場で実施。4会場で試験開始・終了時刻の遅延があったほか、機器の不具合(疑い例を含む)や現場対応の誤りなどで、91人が再受験の対象者となった。追・再試験は12月14日に実施している。 2月2日発表の実施状況によると、平均スコアは前年度比6.6点増の74.9点。A評価(100~80点)の割合が、前年度比15.9%増の47.2%と大きく上昇した。また、B評価(79~65点)の割合は29.0%(前年度比2.6%減)で、A・B評価をあわせた高得点層の割合が76.2%と7割以上を占めた。 2025年度「ESAT-J YEAR 3」の音声データは、3月より開始する申請手続きを経て、提供予定。 次回、2026年度(令和8年度)の本試験は2026年11月22日、予備日は12月13日の予定。東京都はよりよい実施・運営に向け、当日のオペレーションなどについて事業者と緊密に連携のうえ、さらなる改善策の検討と、中学校等の授業改善や生徒の英語学習のための各種資料の充実と活用推進を図るとしている。