柴咲コウ、常に持ち歩いている推しグッズ&ぬいぐるみ明かす「一緒に寝ています」【兄を持ち運べるサイズに】 | NewsCafe

柴咲コウ、常に持ち歩いている推しグッズ&ぬいぐるみ明かす「一緒に寝ています」【兄を持ち運べるサイズに】

芸能 モデルプレス/ent/movie
「兄を持ち運べるサイズに」初日舞台挨拶に出席した柴咲コウ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/11/28】映画『兄を持ち運べるサイズに』初日舞台挨拶が28日、都内で行われ、主演の柴咲コウ、共演のオダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大、メガホンをとった中野量太監督が登壇。常に持ち歩いているものを明かす場面があった。

【写真】常にテレホンカード持ち歩いてる人気女優

◆柴咲コウ、映画公開にしみじみ

作家・村井理子氏が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」をもとに映画化した本作。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語を描く。

鑑賞直後の観客の前に登壇すると、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子を演じた柴咲は「本日はこの映画をご覧くださって、皆さんどうもありがとうございます。いかがでしたか?」と尋ね、温かい拍手を浴びると「うれしいです。ありがとうございます。3か月前からみんなでこの映画をじわじわと盛り上げていこうというところで、舞台挨拶だったり各所回らせていただいたんですけれど、それが本日で終わりって思うとちょっと寂しいなという反面、やっと皆さんに届けて広がっていく映画になるんだなと感慨深い気持ちがあります」としみじみ。家族を振り回す原因となる、映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じたオダギリは、挨拶前に役柄を紹介され、観客から拍手が起こると「…大丈夫です」と拍手を止めて会場の笑いを誘いつつ、「本当にいい映画になったと思いますし、普遍的でどういう人生を歩んだ方にでも共感していただける、とてもメッセージ性の強い映画ができたと思います。今日から公開ということで、ぜひたくさんの方に見ていただきたいなと思っています」とコメントした。

そして、兄と一時は夫婦でありながらも、ある理由で離婚した元嫁・加奈子を演じた満島は「映画を見たあとのお客様の顔が少し朗らかな空気に感じて、今とても舞台上にいてうれしいです」と声を弾ませ、「撮影中もすごく楽しい現場だったんですけど、試写会で初めて映画を見たときに、自分が高校生の頃とかに、少し先輩の柴咲さんとかオダギリさんの映画をよく映画館に見に行っていたなということを思い出して、そのお二人と同じ映画の中にいるのがすごい感慨深くて、映画に映っているお二人が、先輩なんだけどとても不器用な感じがして、素直なままずっと映画と向き合っている先輩たちの姿を見て、もう一度ちゃんと後輩に帰れた気がして、新たな映画体験をしたような気持ちの作品でした」と目を輝かせた。

◆柴咲コウ、常に持ち歩いている“推しグッズ”

本作のタイトルにちなみ、常に持ち運んでいるものや、自分にとって欠かせないものを聞かれると、柴咲は「私は推しグッズとぬいぐるみです」と打ち明け、オダギリから「えー!?」と驚きの声が上がると、柴咲は「『えー!?』って言われるから嫌だなと思ったんですけど、意外でしょう?猫を飼っているんですけど、その猫とは一緒に旅行とかには行けないので、似たようなぬいぐるみを持ち歩いて一緒に寝ています」と告白。オダギリは「虫刺され(薬)を必ず持っています。(季節問わず)いつでも持っていますね。虫に刺されるのがとにかく嫌で、痒い時間がもうちょっと耐えられないんで、すぐに塗ります」とにっこり。満島は「私はテレホンカードと梅干し味の何かを欠かさず持っています(笑)。公衆電話が好きで、ちょっと面白そうな公衆電話を見かけたら入って、家族に電話したりしています」と打ち明け、まだテレホンカードを持っているのかと驚きの声が上がると「90年代にいろんな番組がテレホンカードを作っていて、たくさんのアーティストたちのやつ持っていて、それをこなすのが大変で、まだこんなにあります」と語った。

◆満島ひかりら、映画撮影後は「ぽっかり穴が開いてます」

また、本作のテーマである“家族だからこそ聞けなかったこと”にちなみ、キャスト同士で聞けなかったことを質問し合う企画が行われ、兄と加奈子の娘で両親離婚後は母と暮らす満里奈を演じた青山から「撮影期間が1か月で、たった1か月の間ですごく距離が縮まった気がしていて、私の中で(母親役を演じた満島が)すごく安心するような存在になったんですけど、ほかのキャストさんとの距離の縮め方に何か秘訣はありますか?」と質問された満島は「役柄にもよると思うんですけど、私は人と関わるときに、あんまり自分のことを考えてなくて、この人がすてきだなとか、楽しいかなとか、相手の気持ちを考えて話してることが多いですね。映画は本当に特別で、みんなが普段、大事に1人で抱えてるものとか、宝物にしてるものを、たくさんの人の前で見せたりするような場面のあるお仕事だったりするので、それを共有するメンバーだから、撮影してる最中も、撮影が終わってからも、一緒に作品に関わった人のことは、家族とはまた違うけど、とても不思議な大切な存在になっていて、私の中の満里奈ちゃんっていうのは姫乃ちゃんしかいないから、そこが1か月でいなくなっちゃったから、ぽっかり穴が開いてます(笑)」と吐露した。

◆オダギリジョー、尊敬する人

そして、兄と加奈子のもう1人の子どもで、最後まで兄と暮らした息子・良一を演じた味元が「(父親役を演じた)オダギリさんと一緒の撮影の日が2日間ぐらいしかなくて、一緒の撮影の日とかは、オーラがみたいな、なんか独特な…」と質問をしていると、オダギリは「これはイジられてるんですか?」と苦笑して会場を沸かせ、味元が「かっこいいなって見ていたんですけど、オダギリさんが尊敬する人はいますか?」と質問をすると、オダギリは「尊敬してる方は本当にたくさんいますけど、自分のできないようなことできてる人。自分と真逆のタイプの人とかは尊敬しちゃいますし、言ってみれば相手っていうのはもうどんな人でも尊敬したほうがいいんじゃないかなとは思いますけどね」といい、「あとは親ってすごいなと思うんですよ。お父さん、お母さんは何があっても味方でいてくれるでしょ。大切に思われてるだろうし、やっぱり尊敬しますよね。ここにいる方々(観客)もきっと親の人もたくさんいるだろうし、すごいですよ、これだけの親が集まってんだからここに。みんなが子どもをきっと大事に思ってて。だから、ここにいる人たちみんなを尊敬したほうがいいですよ」と答えて笑わせた。

イベントでは、サプライズで原作者の村井理子氏からの手紙を、MCが代読する一幕もあった。(modelpress編集部)

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