本作は第42回香港電影金像奨で最優秀監督賞、脚本賞、編集賞の3冠に輝き、他7部門にノミネートされた注目作。
この度解禁された本予告には、祈りを捧げる熱血占い師マスター・ホイ(ラム・カートン)と両親から「また刑務所行きだぞ」と咎められるも「俺は異常者だ。俺の血がそうさせる」と凶器を持ち、猫に襲いかかろうとしているサイコパス青年・シウ(ロックマン・ヨン)が捉えられる。雨の日に起こる“娼婦連続殺人事件”をきっかけに2人の男は出会い、運命が交錯していく。
「(殺人を)考えようとしなくても勝手に思い浮かぶ」と自身の衝動を抑えられないシウに、「運命に屈するのか?戦い続けろ!」とホイは諦めずに説得。だが、最後に「私どう?出会ったのは運命だもの」と娼婦に言い寄られるシウが凶器を強く握りしめている様子が映し出され…。果たして、シウは運命に抗うことはできるのか?
併せて解禁された本ポスターには、怯えた表情をみせているホイと、"誰でもいいから殺したい"とナイフを突きつけるサイコパス青年・シウ、2人の男が描かれている。ただならぬ様子から、波乱を予感させるビジュアルとなっている。
また、場面写真には、雨の中佇むシウや、様々な方法で占っている様子の熱血占い師マスター・ホイが切り取られている。2人が激しく争っている場面写真では、これから起こる事件の予兆を感じさせるワンシーンが捉えられている。
いずれも香港ノワール的な匂いとスリラー要素、そして圧巻の美術演出により生み出された"パラノイアワールド"を感じさせるものとなっている。『マッド・フェイト 狂運』は2026年1月2日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。












