【高校受験2026】愛知県公立高入試、実施要項を公表 | NewsCafe

【高校受験2026】愛知県公立高入試、実施要項を公表

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  • 愛知県立高等学校の通学区域並びに群およびグループ分けについて
 愛知県教育委員会は、2026年度(令和8年度)愛知県公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。各選抜の出願資格や選考方法、日程などの情報を掲載している。出願手続きには、すべての課程でWeb出願システムを利用する。

 2026年度愛知県公立高等学校入学者選抜では、全日制課程のすべての高校・学科で推薦選抜と一般選抜を実施。一部の高校・学科で、特色選抜、海外帰国生徒にかかる入学者選抜、外国人生徒等にかかる入学者選抜、全日制単位制高校にかかる入学者選抜、連携型中高一貫教育校にかかる入学者選抜を実施する。合格者が募集人員に満たない高校・学科では、第2次選抜を行う。

 愛知県公立高等学校入学者選抜では、2024年度(令和6年度)入試から、すべての課程でWeb出願を導入。出願にあたっては、紙の入学願書などは使用せず、Web出願システムから必要な情報を登録する。入学志願者・保護者向けのWeb出願マニュアルは、12月中旬までに愛知県教育委員会Webサイトに掲載予定。

 入学検定料の納付は、クレジットカード決済、Pay-easy(ペイジー)決済、コンビニ決済のいずれかの方法を選択する。第2志望校への出願にあたっては、入学検定料を納付する必要はない。受検票は、Web出願システムより交付され、入学志願者は印刷して試験当日に持参する。

 一般選抜では、1校1学科または2校2学科へ出願することができる。ただし、A・Bグループのいずれか一方、または双方の高校には出願できるが、異なった群に属する普通科の2校には出願できない。1校へ出願する場合は、出願校を第1志望校とする。2校へ出願する場合は、一方を第1志望校、他方を第2志望校とする。

 学力検査は国語、社会、数学、理科、外国語(英語・リスニングを含む)の5教科。学力検査は、中学校学習指導要領における各教科の目標に即して基礎的・基本的な事項について出題し、思考力・判断力・表現力などを適切に測ることができるよう配慮する。一部の高校・学科では、面接や特別検査(実技検査)を行う。

 推薦選抜と特色選抜は、愛知県立高等学校・名古屋市立高等学校の通学区域並びに群およびグループに関する規則の定めにより、1校1学科に限り出願できる。推薦選抜と特色選抜は併願できない。

 推薦選抜では学力検査を行わず、面接を実施。一部の専門学科では特別検査(実技検査)も行う。特色選抜では、入学志願者全員に対して面接を行うほか、作文、基礎学力検査、プレゼンテーションおよび特別検査のうち、高校が定めるいずれか1つを実施する。特色選抜の定員は、募集人員の20%程度までを上限に、高校長が定める。

 2026年度愛知県公立高校入学者選抜の日程は、推薦選抜と特色選抜が2026年1月26日~2月2日に出願を受け付け、2月5日に面接・検査を行い、2月9日に合格者を発表する。一般選抜は2月6日~16日に出願、2月17日に志願変更を受け付け、2月25日に学力検査、2月26日(Aグループ)と27日(Bグループ)に面接や特別検査を実施する。合格発表は3月10日。

 愛知県Webサイトでは、愛知県公立高等学校入学者選抜実施要項をはじめ、入試に関するさまざまな質問に対応した「入学者選抜に関するQ&A」、リーフレット「入学者選抜方法の概略」なども公開している。
《奥山直美》

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