英国名門校「エプソムカレッジ東京」2027年秋に神田で開校 | NewsCafe

英国名門校「エプソムカレッジ東京」2027年秋に神田で開校

子育て・教育 リセマム/教育・受験/未就学児
エプソムカレッジ東京
  • エプソムカレッジ東京
  • エプソムカレッジ東京のWebサイト(一部抜粋)
 英国の名門私立校エプソムカレッジは、2027年秋に日本初となる姉妹校「エプソムカレッジ東京(Epsom College Tokyo)」を東京都千代田区神田に開校する。対象は3~11歳の幼児・初等教育段階で、英国式教育を基盤に日本語教育を取り入れたカリキュラムを展開する。

 エプソムカレッジは1855年に創立した、伝統ある英国の名門中高一貫校。学問の探究と人間性の育成を重視する教育方針を掲げ、医療分野や科学分野など幅広い分野で卒業生を輩出してきた。近年ではアジアへの展開を進めており、2014年にはマレーシアにエプソムカレッジ・イン・マレーシアを開校。東京校はその流れをくむ3校目のキャンパスとなる。

 エプソムカレッジ東京では、英国の初等教育課程(EYFSおよびYear1~6:対象3~11歳)に基づく全日制教育を英語で行うとともに、日本の文化や言語を尊重した独自の教育プログラムを導入する。AI教育やデジタルリテラシーなど、次世代の学びを重視する科目も幼少期から取り入れる方針を示している。授業は少人数制で行われ、児童ひとりひとりの成長や個性を丁寧に支える教育環境を整える。

 また、東京校での修了後は、マレーシア校の中等・高等教育課程(Year7~13:対象11~18歳)への進学や、マレーシア校での学びを経て英国本校への進学(Year12~13:対象16~18歳)も可能な教育プログラムが設けられている点も大きな特徴のひとつ。これにより、幼児期から高校卒業まで一貫した英国式教育をアジア圏内およびグローバルな拠点で受けられる体制が構築される。国際的な教育ネットワークを通じて、将来的な英国や海外大学への進学も視野に入れた教育を展開する。

 校舎は東京都心・神田エリアに設置される予定で、通学アクセスの利便性も高い。初年度の募集定員は約250人を予定していると発表されている。公式サイトでは、2027年秋の開校に向けて資料請求や登録受付を開始している。エプソムカレッジ東京の運営は、エプソムカレッジ本校、およびマレーシア校を運営するエデュケイト・グループ、佐野学園(神田外語グループ)が共同して行うとしている。
《畑山望》

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