「電農名繊」と大学群にまとめられる国立の理工系大学の電気通信大学・東京農工大学・名古屋工業大学・京都工芸繊維大学の2025年度学園祭情報をまとめた。キャンパスの雰囲気や在学生の活動のようすなど、大学ごとの色が見える学園祭をぜひ楽しんでほしい。電気通信大学 電気通信大学の学園祭「調布祭(ちょうふさい)」は、11月21日~23日の3日間開催される。各サークルによる飲食物の模擬店出店や教室展示企画、ステージでのパフォーマンスなどのさまざまな企画が行われる。2025年のテーマは「飛べ」。新型コロナウイルスの脅威も過ぎ去り、一度は失われてしまった本来の調布祭の活気、情熱を掴むため大きな羽ばたきで飛んで行く、という思いが込められているという。電気通信大学「第75回調布祭」日時:2025年11月21日(金)~23日(日)10:00~18:00場所:電気通信大学(東京都調布市調布ケ丘1-5-1)東京農工大学 東京農工大学府中キャンパスの学園祭「農工祭」は、11月14日~16日に開催。研究室やサークル、部活などによる模擬店の出店、特色ある展示・研究紹介、ステージパフォーマンスが楽しめる。また、都内では数少ない農学部が制作するオリジナル商品が手に入る物販企画、スタンプラリーや研究室紹介といった特別企画など、幅広い世代が楽しめるような多彩な企画を用意している。2025年のテーマは「紡(つむぐ)」。地域の人や学生を糸のように紡ぎ、皆が1つになれるような学祭にしていきたいという。なお、小金井キャンパスの学園祭「皐槻祭」は5月25日に行われた。東京農工大学「第67回農工祭」日時:2025年11月14日(金)12:00~18:002025年11月15日(土)9:00~20:002025年11月16日(日)9:00~18:00場所:東京農工大学 府中キャンパス(東京都府中市晴見町3-8-1)名古屋工業大学 名古屋工業大学の「工大祭」は11月15・16日に開催される。2025年のテーマは「be united」。声優の堀川りょうと宮村優子によるステージ(有料、チケットはWebサイトより事前購入)や、ブレイキング世界大会優勝実績をもつアーティストSPAXのパフォーマンスのほか、さまざまなステージ、企画、模擬店などで賑わう。一部企画は整理券が必要。詳細はWebサイトで確認できる。名古屋工業大学「第63回工大祭」日時:2025年11月15日(土)10:00~18:302025年11月16日(日)10:00~18:10場所:名古屋工業大学(愛知県名古屋市昭和区御器所町)京都工芸繊維大学 京都工芸繊維大学の「松ヶ崎祭」は、11月14日~16日に開催される。メインテーマの「カイカセンゲン」は、季節はずれの開花宣言という異常性に、大学祭がもつ非日常を重ねたという。参加者それぞれがもつ可能性のつぼみを開花させ、学内が笑顔の花で咲き乱れる松ヶ崎祭となることへの期待が込められている。京都工芸繊維大学「第55回松ヶ崎祭」日時:2025年11月14日(金)前夜祭 17:00~19:002025年11月15日(土)10:00~21:002025年11月16日(日)10:00~17:00場所:京都工芸繊維大学(京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町)