いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争のキーパーソンとされるイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ。
カリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸す彼が、在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。

アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『「闇」へ』や同賞ノミネートの『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』などで知られ、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮。ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、『アニタ 反逆の女神』の公開も控えるアレクシス・ブルームが監督を手掛けた本作は、ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出す。

この度、解禁となった本編映像は、2006~2009年までイスラエル首相を務めたエフード・オルメルト氏がネタニヤフ首相について語るワンシーン。
併せて、ネタニヤフ首相とサラ・ネタニヤフ夫人の警察尋問の様子や、証言者として本編に登場するイスラエル元首相、元シンベト長官、ネタニヤフの元選挙参謀、子ども時代の友人、元官邸ハウスキーパーたちなど、本編に登場する人物たちの場面写真が解禁となった。

