【モデルプレス=2025/09/08】俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第34話「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」が、9月7日に放送された。蔦重(横浜)と田沼意次(渡辺謙)のラストシーンに反響が集まっている。<※ネタバレあり>【写真】横浜流星主演「べらぼう」初回シーン◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。◆「べらぼう」蔦重(横浜流星)、意次(渡辺謙)に決意を伝える意次の失脚後、老中首座に抜擢された松平定信(井上祐貴)は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。意次が作った世の空気が、定信の政によって一変。蔦重は世の流れに抗うため、決意を胸に意次のもとを訪れた。蔦重は「田沼様が作り出した世が好きでした。皆が欲まみれで、いい加減で。でも、だからこそ分を越えて親しみ、心のままに生きられる隙間があった」と田沼びいきの姿勢を崩さず「私は書を以ってその流れに抗いたく存じます。最後の田沼様の一派として。田沼様の世の風を守りたいと思います」と宣言。「ただそのためには、田沼様の名を貶めてしまうかもしれません。いや、貶めます。そこはお許しいただけますでしょうか」と決意を伝えた。意次は「『許さぬ』などと申せるはずがなかろう」と笑い、蔦重の思いを受け取る。そして「好きにするがいい。自らに由として『我が心のまま』にじゃ」と、ともに敬愛する平賀源内(安田顕)の言葉を送った。蔦重は「ありがた山の寒がらすにございます!」と感謝。意次は真っ直ぐに蔦重を見つめ、手を握ると「こちらこそ、かたじけ茄子だ」と返し、2人で笑い合った。◆「べらぼう」蔦重(横浜流星)&意次(渡辺謙)のラストシーンに反響第1話「ありがた山の寒がらす」(1月5日放送)で蔦重と出会って以来、蔦重に強い関心を示していた意次。蔦重の活躍の背景には意次の存在があり、第1話からともに物語の柱を担ってきたが、同話でついに田沼時代が幕を閉じ“退場”となった。2人が出会った第1話では、蔦重が意次に「ありがた山の寒がらすにございます」と感謝を伝える場面があり、今回、それを思い起こさせる2人のセリフが話題に。また、第1話では蔦重の、今回は蔦重と意次のセリフによってサブタイトルが回収され、SNS上には「初回と重なる粋な演出」「『かたじけ茄子』が『託したぞ』『ありがとう』に聞こえた」「笑顔なのに泣けてくる」「胸熱なサブタイトル回収」「関係性の変化が2つのセリフに見事に表現されてる」「親子のような絆の深さを感じた」「名シーン」と反響が寄せられている。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】