女子高生1,046人に聞いた女子大「志望しない」47.8% | NewsCafe

女子高生1,046人に聞いた女子大「志望しない」47.8%

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【転換期にある女子大】女子高生はどうみているか~1,046人にアンケート調査~
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 スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は、2025年7月9日から14日にかけ、全国の女子高校生1,046名を対象に「女子大に関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。本調査は、転換期にある女子大に対し、女子高校生がどのような意識やイメージを抱いているかを明らかにする目的で行われた。調査は学習管理アプリ「Studyplus」上で実施され、オンラインで回答が回収された。

 調査結果によると、女子大を「志望しない」と回答した生徒が47.8%ともっとも多く、「志望している」は21.4%、「どちらでも良い」が30.7%であった。

 女子大を志望しない理由としてもっとも多くあげられたのは、「恋愛の機会が少なそう」で、全体の54.0%に上った。自由記述では「理系・工学系だと研究室の選択肢が限られそう」や「共学とは異なる独自のルールがありそう」といった懸念が寄せられている。

 一方で、女子大を志望するきっかけとしては、「女子だけのほうが役職につけそう」「自立した女性になれそう」といったキャリアに関する考えや、オープンキャンパスで感じたことなどがあげられた。また、所属高校が「女子高校」であるか「共学」であるかに関わらず、女子大を志望するかどうかには顕著な相関が見られないことが明らかになった。

 Studyplusトレンド研究所は、今回の調査所感として、女子大を志望しない生徒の背景には「恋愛の機会が少なそう」や「人間関係が複雑そう」といった学校生活への先入観が目立つと分析している。今後、女子大が抱える課題は、こうしたイメージをいかにアップデートし、女子大ならではの魅力を伝えていくかにある、と指摘している。その一方で、「女子大でしか得られない経験がある」「男性が苦手な人にとっては必要不可欠」といった、女子大ならではの価値や必要性を強く訴える意見も寄せられており、女子大に対する多様な価値観が存在することも示唆されている。

◆調査概要
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(女子高校生)
回答者  : 1,046名
調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収
調査時期 : 2025年7月9日~7月14日
《田口さとみ》

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