2025年7月29日、NTT DXパートナーと森永製菓は、夏休みの宿題や自由研究に役立つ「こんなお菓子あったらいいな!AI自由研究プロジェクト」をオンラインで無償公開した。小学生を対象に、生成AIを活用して新商品アイデアを考える機会を提供する。 2022年にOpenAIが発表したChatGPTをはじめとする生成AIは、世界中で利用が急速に拡大している。こうした中、未来を担う子供たちの主体性や探求心を育む教育の重要性が高まっている。NTT DXパートナーと森永製菓は、生成AIと対話しながら新商品アイデアを作り出す体験を通じて、子供たちに主体的で楽しい学びの機会を提供することを目的に同プロジェクトを企画した。 同プロジェクトは、森ビルが開催する「ヒルズ・ワークショップ フォー・キッズ 2025」の一環として、2025年7月29日にARCH Toranomon Hillsで実施されたワークショップで活用された「架空商品モール」をベースにしている。ワークショップでは、森永製菓が「食物アレルギー」をテーマに、食物アレルギーのある人々にも笑顔でおやつを楽しんでもらいたいという想いを込めて実施された。 プロジェクトの参加者は、生成AIの面白さや可能性を体感しながら、AIとの向き合い方を学ぶことができる。具体的には、AI(チャットボット)と対話しながら新商品アイデアを作成し、そのアイデアをPDFでダウンロードできる。また、応募されたアイデアの中から大賞1名と入賞4名が選ばれ、初秋に発表される。 テーマは「こんなお菓子あったらいいな!AI自由研究プロジェクト」で、「手が汚れちゃう」「音がうるさい」「すぐに溶ける」といったお菓子の困りごとを解決する新しい商品アイデアをAIと一緒に考える。提供期間は2025年7月29日から8月31日までで、オンラインで無償公開している。