朝日新聞社と朝日放送テレビは、KDDIの協力のもと、運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL」内で展開する「バーチャル高校野球」にて、第107回全国高等学校野球選手権大会の全国大会の組み合わせ抽選会と全48試合の無料ライブ配信を実施する。 「バーチャル高校野球」では第107回大会をより多くのファンに届けるため、KDDIの協力のもと、地方球場の通信ネットワークを整備し、地方大会全試合配信にも取り組んできた。これからも高校野球の普及・発展を応援していく。 大会・ライブ配信日程は、2025年8月5日から始まった開会式と第1試合(1回戦)を皮切りに、8月22日の決勝・閉会式まで続く。2部制実施に伴う大会第2日、第3日、第5日、第6日の第2試合と第3試合の試合間には企画動画を配信予定。 試合中は一球速報も提供され、ライブ配信以外にも、全国大会全試合のイニング動画に、ハイライト動画や見逃し動画、「デイリーハイライト」などが試合当日から視聴できる。さらに、朝日放送テレビ・テレビ朝日系列の「熱闘甲子園」も放送翌日から「バーチャル高校野球」で無料配信される。 全国大会では、今年も4種類のアングルの映像を自由に切り替えて視聴できるマルチアングル配信を全試合で実施する。「中継映像」に、「球場全景」「一塁アルプス」「三塁アルプス」の映像を加え、スタンドからの応援を映し出すことにより、高校野球の熱量を多角的に届ける。 また、便利なスマホアプリ機能と応援メッセージ機能で、試合観戦をより楽しく快適にする。注目する学校の試合開始を通知してくれる機能や、見逃した試合を後からでも簡単に視聴できる機能など、動画視聴を快適に楽しめる4つの機能を搭載している。 さらに、学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM」と連携し、ライブ配信を視聴しながら選手にリアルタイムで応援メッセージを届けられるコメント機能も搭載した。 今夏、特別PR動画が完成し、試合のライブ配信を通じて街全体がひとつになる瞬間が描かれたこの動画は、スポーツブル内でも視聴できる。さらに、全国各地で展開するKDDI店舗や、KDDI新本社が入る「TAKANAWA GATEWAY CITY」に開店したローソン高輪ゲートウェイシティ店にて配信している。 「バーチャル高校野球」は2024年夏に続き、今年の夏も地方大会1回戦から全試合のライブ配信に取り組んだ。夏の選手権大会のライブ配信は2015年から始まり、「SPORTS BULL」内で「バーチャル高校野球」の展開を始めた2018年の配信試合数は約700試合だった。全国各地の放送協力局と連携しながら、毎年試合数を拡大し、2023年、2024年は地方大会から全国大会まで全試合の配信を実現。ライブ配信スタートから10年を迎えた今年の夏も、すべての試合を届ける。 2025年8月24日から兵庫県内で開催される第70回全国高校軟式野球選手権大会のうち、準決勝・決勝の3試合を無料でライブ配信する。全国高校野球選手権大会に続き、熱戦を楽しむことができる。各試合のハイライト動画、見逃し動画も配信する。 「バーチャル高校野球」では全国大会閉幕後、2025年9月5日に沖縄県で開幕する「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」もライブ配信する。詳細については後日、「バーチャル高校野球」で確認できる。