50m地点では8番手からのスタート、100mで6番手、150mで5番手と着実に順位をあげ、最後の50mで渾身のラストスパートを見せた。1分44秒54の日本新記録で3位に食い込み、世界選手権初出場で初の表彰台である。ゴール直後の力強いガッツポーズが印象的だった。男子200m自由形での日本勢メダル獲得は、2019年世界選手権の松元克央の銀メダル以来6年ぶりの快挙である。
決勝後、村佐は「準決勝後にたくさんの応援をもらった。高校時代の先輩から結果はどうであれ楽しめと言われ、そのとおりだと思った。メダルを獲って勢いをつけたかった。競泳にとって良い流れになったと思う。これからは日本の自由形種目を引っ張っていける存在になりたい」と語った（イトマンスイミングスクールHPより）。
世界水泳2025 日本代表選手
■男子（22名）
・自由形（3名）
難波暉、村佐達也（中央大学）、今福和志（四條畷学園高等学校）
・背泳ぎ（4名）
由良柾貴、松山陸、竹原秀一（東洋大学）、西小野皓大（中京大学）
・平泳ぎ（4名）
谷口卓、柳沢駿成、深沢大和、渡辺一平
・バタフライ（5名）
田中大寛、松元克央、水沼尚輝、寺門弦輝、小方颯（日本大学）
・個人メドレー（3名）
松下知之（東洋大学）、牧野航介（東洋大学）、西川我咲
■女子（15名）
・自由形（4名）
池本凪沙、梶本一花（同志社大学）、難波実夢、蝦名愛梨
・背泳ぎ（3名）
高橋美紀、成田実生（明治大学）、山本千晶（法政大学）
・平泳ぎ（3名）
鈴木聡美、青木玲緒樹、加藤心冨（早稲田大学）
・バタフライ（3名）
池江璃花子、平井瑞希、藤本穏（同志社大学）
・個人メドレー（2名）※
松本信歩、小堀倭加、成田実生※背泳ぎと個人メドレーを兼任
7月31日（木）競泳スケジュール■午前（Day Session）
・女子100m自由形［予選］
・女子200m平泳ぎ［予選］
・女子4×200mフリーリレー［予選］
・男子200m背泳ぎ［予選］
・男子200m平泳ぎ［予選］
■夜（Night Session）
《決勝レース》
・女子200mバタフライ
・男子200m個人メドレー ※松下知之出場
・男子100m自由形
・女子50m背泳ぎ
・女子4×200mフリーリレー
《準決勝》
・女子100m自由形
・女子200m平泳ぎ
・男子200m平泳ぎ
・男子200m背泳ぎ
注目：松下知之の200m個人メドレー決勝・女子リレーでメダル獲得の可能性あり
8月1日（金）競泳スケジュール
■午前（Day Session）
・女子800m自由形［予選］
・女子200m背泳ぎ［予選］
・女子50mバタフライ［予選］
・男子50m自由形［予選］
・男子100mバタフライ［予選］
・男子4×200mフリーリレー［予選］
■夜（Night Session）
《決勝レース》
・女子100m自由形
・男子200m平泳ぎ
・男子200m背泳ぎ
・女子200m平泳ぎ
・男子4×200mフリーリレー ※村佐達也出場予定
《準決勝》
・男子100mバタフライ
・女子200m背泳ぎ
・男子50m自由形
・女子50mバタフライ
注目：銅メダリスト村佐達也が出場予定のリレー
8月2日（土）競泳スケジュール
■午前（Day Session）
・女子50m自由形［予選］
・女子50m平泳ぎ［予選］
・男子1500m自由形［予選］
・男子50m背泳ぎ［予選］
・混合4×100mフリーリレー［予選］
■夜（Night Session）
《決勝レース》
・女子50mバタフライ
・男子50m自由形
・女子200m背泳ぎ
・男子100mバタフライ
・女子800m自由形
・混合4×100mフリーリレー
《準決勝》
・女子50m平泳ぎ
・女子50m自由形
・男子50m背泳ぎ
注目：混合リレーで日本チーム
8月3日（日）競泳最終日スケジュール
■午前（Day Session）
・女子400m個人メドレー［予選］
・男子400m個人メドレー［予選］
・女子4×100mメドレーリレー［予選］
・男子4×100mメドレーリレー［予選］
■夜（Night Session）
《決勝レース》
・男子50m背泳ぎ
・女子50m平泳ぎ
・女子50m自由形
・男子1500m自由形
・男子400m個人メドレー
・女子400m個人メドレー
・男子4×100mメドレーリレー
・女子4×100mメドレーリレー
