藤田医大異例の学費3割値下げ 私大医学部で全国4位に | NewsCafe

藤田医大異例の学費3割値下げ 私大医学部で全国4位に

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学費を6年間で30%値下げする
 藤田医科大学は、2026年度から医学部の学費を6年間の総額で2,152万円(現行2,980万円)に値下げすることを決定した。値下げ幅は約30%に達し、私立大学の医学部の学費値下げとしては画期的といえる。これにより6年間の学費総額は全国で4位となり、慶應義塾大学などと同程度となる。

 詳細については、2025年8月完成予定の「2026年度 学生募集要項」を確認する必要がある。

 藤田医科大学は昨年度、文部科学省の「橋渡し研究支援機関」に認定されたほか、精神・神経領域の研究が「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業[J-PEAKS]」に採択されるなど、全国トップクラスの研究大学として体制を充実させている。今回の医学部学費の大幅値下げは、こうした研究を支える優秀な人材を確保することを目的としている。

  岩田仲生学長は「学費を値下げすることで、これまで以上に優秀な学生が進学しやすい環境を整え、将来の研究大学の礎となる人材の育成に注力していきたい」と述べている。

  同大学では、国公立大学の医学部医学科に合格した場合にのみ入学辞退ができる総合型選抜「ふじた未来入試」や、大学が連帯保証人となる低金利の「FUJITA学援ローン」など、独自の入試システムおよび学費支援制度を用意し、意欲ある学生の進学をバックアップしている。

  2026年度入試の詳細については、2025年8月完成予定の「2026年度 学生募集要項」で確認できる。
《風巻塔子》

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