駿台予備学校は2025年5月7日、2025年度の国公立大入試状況分析を更新し、志願者数が多かった大学についてWebサイトに掲載した。もっとも多かったのは4年連続で大阪公立大。上位3大学の顔ぶれは、前年度(2024年度)と変わらなかった。 駿台予備学校が発表した2025年度入試状況分析の国公立大「志願者数が多かった大学」は、文部科学省発表の最終確定値で、大学全体の志願者数が多かった国公立大の上位10大学をまとめたもの。 2025年度入試でもっとも志願者数が多かったのは、4年連続の大阪公立大で1万4,157人。前期・中期・後期といずれの日程でも微減していたが、大学全体では3年連続して1万4,000人を上回った。 第2位は千葉大で、1万1,914人(前年度比1,111人増)。前期・後期ともに増加しており、2010年度から16年連続で志願者数が1万人を超えている。第3位の神戸大は1万394人で238人の微増。前期68人増に対し、後期は170人増と、後期のほうが目立って増えている。 上位3位までの大学は前年度と同一だった一方、第8位の東京都立大(前年度比1,411人増)、第10位の埼玉大(前年度比971人増)はいずれも大幅増加で上位10大学にランクイン。その結果、上位10大学のうち5大学が、南関東で占められた。 2025年度に志願者数が多かった国公立上位大学トップ10は、以下のとおり。ランキングの詳細は、駿台予備学校のWebサイトで確認できる。◆2025年度入試状況分析「志願者数が多かった大学」【国公立大】1位「大阪公立大学」1万4,157人2位「千葉大学」1万1,914人3位「神戸大学」1万394人4位「横浜国立大学」9,637人5位「北海道大学」9,406人6位「東京大学」8,421人7位「京都大学」8,077人8位「東京都立大学」7,866人9位「九州大学」7,286人10位「埼玉大学」7,174人