河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は、国公私立大学の一般選抜の入試結果を2025年5月7日時点で取りまとめ更新するとともに、集計データを新たに公開した。集計データは、全体概況・地区別・難関10大学・学部系統別、大学別で確認できる。 新たに公開された集計データによると、国公立大学(前期・中期・後期)は募集人員9万8,290人に対し、志願者42万8,500人、合格者数は10万8,217人で倍率4.0倍。私立大学は、455大学(5月7日時点の集計大学数)の志願者数291万5,994人のうち、合格者は92万6,000人で倍率は3.1倍となった。 一般選抜の入試結果は、各大学の公表資料をもとに作成し、原則として募集単位・日程別に掲載したもの。判明時点で随時追記しており、今回は5月7日時点の判明分を追加。未判明・非公表の募集区分・項目は空欄、倍率は「受験者/合格者」で算出。ただし、受験者が未判明の場合は「志願者/合格者」で算出している。2024年度・2025年度の各大学の志願者数・受験者数・合格者数・倍率が学部・学科別などで確認できる。 2025年度の国公立大学の入試結果をみると、北海道大学は前期が受験者5,116人に対し、合格者2,051人で倍率2.5倍。後期が受験者1,654人に対し、合格者549人で倍率3.0倍。総合入試は、文系3.1倍、理系2.4倍。学部・学科別の倍率は、理-数学(後期)5.8倍、理-生物-高分子機能学(後期)5.0倍、獣医-共同獣医学(後期)4.7倍などが高い。東京大学(前期)は、受験者7,418人に対し、合格者2,997人で倍率2.5倍。京都大学(前期)は、受験者7,818人に対し、合格者2,707人で倍率2.9倍など。 私立大学は首都圏でみると、早稲田大学が一般選抜全体の受験者が5万8,011人、合格者が8,699人で倍率6.7倍。共通テスト利用入試は受験者が1万8,331人、合格者が6,637人で倍率4.4倍。慶應義塾大学は、一般選抜全体の受験者が3万6,885人、合格者が9,956人で倍率3.7倍となっている。 一般選抜の入試結果は、北海道・東北・関東(東京除く)・東京・甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州の地区別で公開。各大学の奨学金情報や進学・就職実績、偏差値(ボーダーライン)など、詳細な情報をまとめたページにもアクセスできるようになっている。