東京ベイeSGプロジェクトは2025年4月26日から5月11日まで、日本科学未来館において「Tokyo Mirai Weeks」を開催する。このイベントは、最先端技術の展示や体験を通じて、子供たちと未来を考える場を提供することを目的としている。 東京ベイeSGプロジェクトは、ベイエリアを舞台に50年・100年先を見据えたまちづくりを構想するプロジェクト。今回のイベントは、5月8日から10日に開催される「SusHi Tech Tokyo 2025」と連動し、ゴールデンウィーク期間中にモビリティを中心とした最先端技術を体験できる内容となっている。 イベントでは、Future Mobilityとして、都市が抱える課題を解決し、未来の暮らしを支える最先端のモビリティを体感できる。シンボルゾーンでは、ロボットタクシーや水素で走る燃料電池自動車、伝統とテクノロジーが融合したツナグルマが展示される。これらの展示は、4月26日から5月6日まで行われる。 また、屋外公園では5月3日から5月6日まで、マイクロモビリティの試乗が可能である。環境への負荷を軽減し、都市の移動を快適にする多彩なパーソナルモビリティを体験できる。さらに、5月10日と11日には、水素の「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」を体験できる水素遊具体験が行われる。 Tokyo Mirai Parkでは、東京ベイeSGパートナーのテクノロジー体験が常設展示される。バラの花から着想を得たソフトロボットハンド「ROSE」ハンドや、音が出る布「ファブリックスピーカー」、さまざまな素材をタッチパネルにする「ZINNSIA」など、パートナーの技術を体験できる。 また、水素ハイブリッド電車HYBARIの模型展示も行われる。この電車は、水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載している。 5月11日には、未来の東京と超電導リニアについて考え・学ぶワークショップが実施される。事前予約制で、対象は小学生(4年生以上推奨)と保護者など。時間は、午前10時半からと午後2時から。定員は各回15組。東京ベイeSGプロジェクトWebサイトなどから先着で受け付ける。 同イベントは、「2050東京戦略」を推進する事業の一環として行われる。◆Tokyo Mirai Weeks日時:2025年4月26日(土)~5月11日(日)会場:日本科学未来館(江東区青海二丁目3番6号)参加費:無料事前申込:不要※ワークショップは事前申込制