関西大学は、丸善雄松堂および紀伊國屋書店と協力し、学長が選定した「新入生に贈る100冊」を2025年4月の新入生約7,000人に案内することを発表した。若者の読書離れに歯止めをかけることを目的とした読書啓発企画で、2025年で8年目を迎える。 「新入生に贈る100冊」は、関西大学の高橋智幸学長が推薦する20冊に加え、丸善雄松堂と紀伊國屋書店がそれぞれ推薦する40冊ずつで構成されている。選ばれた100冊のうち約6割は電子書籍として提供され、通学中や授業の合間にスマートフォンやタブレットで手軽に読むことができる。電子書籍として提供されない図書は、各キャンパスの図書館で閲覧や貸出が可能である。この企画の図書の手配は、父母会である教育後援会の協力によるもので、「親から子への贈り物」として位置づけられている。 2025年度の入学式は4月1日に行われ、新入生約7,000人が桜が咲き誇る千里山キャンパスで大学生活をスタートさせる。特に注目されるのは、15年ぶりに新設されたビジネスデータサイエンス学部で、初めての新入生約350人を迎える。
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