厚生労働省が2025年3月14日に発表した第119回医師国家試験の合格状況によると、国際医療福祉大学医学部の合格率は新卒・既卒共に100.0%だった。このほか、福井大学医学部と金沢大学医薬保健学域、三重大学医学部は新卒者合格率が100.0%だった。 第119回医師国家試験は、2025年2月8日と9日に行われた。3月14日午後2時より厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲示されている。 医師国家試験の合格率は92.3%。過去10年間でもっとも高かった2024年と比べて0.1ポイント減少した。新卒者の合格率は95.0%。平均合格率は、国立が93.5%、公立が94.5%、私立が93.3%、認定や予備試験のその他は53.9%だった。男女別の合格率は、男性91.8%、女性93.1%。 学校別合格者状況によると、国際医療福祉大学医学部が100.0%。ついで、自治医科大学99.3%、兵庫医科大学99.1%、福井大学医学部(福井医科大学を含む)98.4%などの合格率が高かった。 新卒者の合格率が100.0%だったのは、国際医療福祉大学医学部と福井大学医学部(福井医科大学を含む)、金沢大学医薬保健学域、三重大学医学部の4校。また、国際医療福祉大学医学部、兵庫医科大学、順天堂大学医学部、群馬大学医学部、名古屋市立大学医学部、産業医科大学、聖マリアンナ医科大学の7校は既卒者の合格率が100.0%だった。