東京都は2025年3月7日、2024年度(令和6年度)第5回の「こども都庁モニター」のアンケート結果を取りまとめ公表した。東京港に関するインフラ情報の一元化、中高生 政策決定参画プロジェクトなどについて調査している。 「こども都庁モニター」は、都政への関心が高い小中高校生や未就学児の保護者から、意見やアイデアを継続的に集め、子供の意見を都政に取り入れていくことを目的に、2023年度より実施している取組み。2024年度(令和6年度)第5回アンケートは、2024年12月7日から13日にかけて実施。有効回答数は1,147人(回答率95.6%)。 小中高生に、東京港に関する情報の中で知りたい・見てみたい情報を聞いたところ、1位は「東京港の中に生息している生物等の情報」60.1%、2位「東京港を利用する船がどこから来ているかの情報」45.8%、3位「東京港で扱っている品物や量に関する情報」38.3%となった。 中高生を対象に、2025年度の「中高生 政策決定参画プロジェクト」で、中高生が議論するテーマについて聞いたところ、最多は「中高生にビジネスや起業に親しみをもってもらおう~挑戦者を生み出す東京へ~」23.5%となった。ついで「伝統工芸品の魅力発信」18.1%、「都立スポーツ施設ができること~都立スポーツ施設に来てもらうには?~」17.1%、「海外の中高生に向けた東京観光PR」16.3%と続く。 このほか、都民防災教育センター、消防博物館の特別企画展、広報東京都こども版についても調査を実施している。アンケート結果の詳細は、こども都庁モニターのWebサイトで閲覧できる。