中高生向けのキャリア教育を展開するGrow & Leapは、2025年3月22日に愛知県名古屋市東区の名城大学社会連携ゾーンshakeにて「My Story Project Fes. vol.4」を開催する。同イベントは「社会全体で中高生の自分らしいキャリアデザインを応援する」というコンセプトのもと、中高生から大学生、社会人、起業家、専門家まで、多様なバックグラウンドを持つ幅広い世代の参加者が集まり、自分と社会の未来を共に考える場を提供する。すでに80名以上の参加が予定されている。 次世代リーダーとなる中高生の育成は、気候変動や人権問題、貧困の拡大など、さまざまな社会課題を背景に重要視されている。持続可能な社会を創るためには、各分野で社会と未来を創造する担い手が必要であり、その育成を目指す教育が「持続可能な開発のための教育(ESD)」である。持続可能な社会の実現には、知識だけでなく、多様な価値観を理解し、他者と共により良い社会を作る力が求められている。 同イベントでは、中高生が自分の想いや経験を社会に発信し、多様な世代と交流することを通じて、新たな気づきを得たり、自らの価値観を見つめ直したりする機会を提供する。また、サステナブルな社会の実現に向けた、社会の一員としての自覚の涵養と次世代と現役世代が共創することによる新たな価値の創造に寄与する場となる。 2025年2月28日現在、中学生、高校生、大学生、起業家、専門家、社会人まで、80名以上の幅広い世代の参加が予定されている。同イベントでは、年齢や立場に囚われないフラットなコミュニケーションを重視しており、心理的安全性の高い空間で、互いが対等な立場で意見や想いを尊重し合いながら交流・対話を行う。これにより、中高生は「自分の意見が価値をもつ」という実感をもち、より主体的に行動する姿勢や自己効力感を生み出す。 また、中高生にとって、自分の人生の一歩先を歩いている大人たちの生の声やリアルな想いは、仕事観や人生観を広げ、選択肢が増えるだけでなく、具体的に自分の未来をイメージすることにつながる。実際、社会人も悩みながら仕事を選んでいることを知って気が楽になったり、自分が大切にしたいことを起点に起業に挑戦している話を聞いて、柔軟性を持って自分のキャリアデザインを描いていけるようになったりすることもある。 おもなプログラム内容としては、(1)中高生のプレゼンテーション、(2)価値観カードゲーム、(3)異世代間の交流/ディスカッションが予定されている。中高生は約6か月間の自己分析や社会探究を経て、自分のキャリアデザインについて発表する。また、カードゲームを通じて「自分の人生の中で大切にしたいもの」をテーマに、互いの価値観や考え、想いをシェアする。さらに、中高生がもつ疑問やテーマについて、同世代の中高生はもちろん、大学生・起業家・専門家などの多様な世代が1つのテーブルを囲んでディスカッションを行う。◆My Story Project Fes. vol.4日時:2025年3月22日(土)<1部>13:00~14:30<2部>14:30~17:00会場:名城大学ナゴヤドーム前キャンパス 社会連携ゾーンshake対象:中高生、保護者、大学生、社会人、起業家、専門家など募集人数:80名以上参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込み