立命館アジア太平洋大学（APU）と総合型選抜専門塾AOIを運営する花形、ディック学園は、2025年5月3日～6日の3泊4日の日程で高校生対象の「イノウキャンプ」を実施する。大分県別府市に滞在しながら、「正解のない答え」を自らつくる力を養うことを目指す。募集人数は30人。Webフォームにて4月3日まで受け付ける。 イノウキャンプは、総合型選抜専門塾AOIが2022年から実施しているプロジェクトで、高校生が特定の地域に滞在し、そこでしかできない体験を通じて成果物をつくる宿泊プログラム。参加者は、伊能忠敬が地図を通じて新たな世界観を共有したように、自分の足で地域を訪れ、得た知見を具現化することに取り組むことにより、実社会で求められる「正解のない答え」を自らつくる力を養うことを目指す。 今年度のイノウキャンプも、昨年に引き続き大分県別府市とAPUを舞台に開催。参加者だけでなく、APU生と共にフィールドワークやグループワークを行い、フィールドワークを通じて新しいまちづくりを提案する。最終日には、100年後の未来の別府市を創造した作成物についてプレゼンテーションを行い、APUの教員から講評を受ける機会も設ける。 「正解のない答え」をつくる力が求められる理由についてAPUは、2020年の大学入試改革以降、総合型選抜による入学者が急増している現状をあげている。2024年度入試では一般選抜を上回り、総合型選抜に対応する力が求められるようになっている。総合型選抜では、与えられた問題に対して正解を導く力だけでなく、自ら課題を発見し、それに対して必要な思考や判断を行い、他者と協働しながら主体的に表現していく力も必要とされる。 イノウキャンプのおもなプログラム内容には、全国から参加する高校生とのチームビルディング、別府市内でのフィールドワーク、中間発表や最終発表といったプレゼンテーション、振り返りが含まれる。イノウキャンプでは、学校では体験できないフィールドワークやグループワークといった生きた学びを通して、「正解のない答え」に向き合う経験をすることでこれらの力を養うことを目指している。 対象は高校1年生～3年生および既卒の受験生。定員は30人。参加費は、高校3年生・既卒生が4万8,000円、高校1・2年生が3万9,000円（各税込）。移動費・食費は別途自己負担となる。申込みはWebフォームにて受付、締切りは4月3日。◆イノウキャンプ2025＠別府・APU日時：2025年5月3日（土）～5月6日（火）3泊4日会場：大分県別府市内、立命館アジア太平洋大学キャンパス対象：高校1年生～3年生および既卒の受験生定員：30人参加費：高校3年生・既卒生 48,000円、高校1・2年生 39,000円（各税込）※移動費・食費は別途自己負担申込方法：Webフォームより申し込む申込締切：2025年4月3日（木）
【高校受験2025】北海道公立高入試＜社会＞講評…昨年より易化
