【高校受験2025】愛知県公立高校入試<国語>講評…昨年より易化 | NewsCafe

【高校受験2025】愛知県公立高校入試<国語>講評…昨年より易化

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【高校受験2025】愛知県公立高校入試<国語>講評
 2025年2月26日、2025年度(令和7年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。

 リセマムは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<国語>講評(京進 提供)
大問一 論説文      〔やや易〕
 『14歳からのケンチク学』所収「あらかじめ、つくり方をつくる」本江正茂
大問二 漢字・語句   〔やや易〕
大問三 随筆文     〔標準〕
 『ベスト・エッセイ2016』所収「インチキ英語の高い壁」小島慶子
大問四 古文『宝物集』 〔標準〕

 大問一・三で現代文、大問二で漢字・語句、大問四で古典が出題された形式は例年通りだが、現代文において、毎年出題されていた小説文が、今年度は随筆文であった。また古典でも、ここ2年は漢文の書き下し文であったが、今年度は古文の説話が出題された。文種が変わっても、読解問題の解き方のアプローチは変わらないので、受験生はそれほど驚くことはなかっただろう。全体的な難度も、昨年度に比べると易化したと言える。現代文については、読みやすい文章だが、本文以外にも選択肢など読む量は多い。解答には時間を要するため、取り組む時間配分には気を付けたい。脱文挿入の問題は、選択式であることを利用して素早く処理するテクニックを身につけてほしい。漢字・語句の問題と、古典については、学校での授業を大切にするとともに、語彙力を普段からこつこつと蓄えていくことで、読解力の強化にも繋げていきたい。


 このレポートは2025年2月26日(水)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。
 京進の中学・高校受験トップシグマは関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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