【春休み2025】キッズ伝統芸能体験、観覧者募集 | NewsCafe

【春休み2025】キッズ伝統芸能体験、観覧者募集

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キッズ伝統芸能体験
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  • 昨年度の発表会[上段左から]能楽、長唄、[下段左から]三曲、日本舞踊 撮影:菅原康太氏(能楽)、武藤奈緒美氏(ほか)
 2025年3月、東京都内で「キッズ伝統芸能体験」の発表会が開催される。約300名の小・中・高校生が参加し、能楽、長唄、三曲、日本舞踊の稽古の成果を披露する。案内役には元NHKアナウンサーの葛西聖司を迎え、発表会の最後にはプロによる実演も予定されている。

 「キッズ伝統芸能体験」は、伝統芸能の4ジャンル(能楽・長唄・三曲・日本舞踊)をプロの実演家が直接指導する子供向けの体験プログラムである。日本人が大切にしてきた伝統文化への理解を深め、その心を次世代へ継承することを目的としている。2025年度で17回目を迎え、これまでに4,600人を超える子供たちが参加してきた。

 プログラムは、小学生から高校生までを対象としたスタンダードプログラムと、中学生と高校生に特化したユースプログラムの2つがある。スタンダードプログラムでは年齢層にあわせた16回のお稽古と発表会が行われ、ユースプログラムでは内容の濃い10回のお稽古と発表会が実施される。

 発表会は3月22日、27日、28日にそれぞれ異なる会場で開催される。能楽の発表会は3月22日に国立能楽堂で行われ、長唄・日本舞踊Iの発表会は3月27日に浅草公会堂で、三曲・日本舞踊IIの発表会は3月28日に同じく浅草公会堂で開催される。各発表会では、参加者たちが数か月にわたる稽古の成果を披露する。

 観覧は事前申込制で、公式Webサイトの応募フォームから申し込むことができる。定員に達し次第締切となる。各公演の定員は、能楽が約100名、長唄・日本舞踊Iおよび三曲・日本舞踊IIが各約150名である。

 「キッズ伝統芸能体験」は、東京都や東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、日本芸能実演家団体協議会などが主催し、さまざまな団体が協力して運営されている。伝統文化を次世代へ継承するための取組みとして、今後も注目される。

◆キッズ伝統芸能体験 発表会
日時:(1)2025年3月22日(土)15:00~19:00ごろ
   (2)2025年3月27日(木)15:30~18:30ごろ
   (3)2025年3月28日(金)15:30~18:30ごろ
会場:(1)国立能楽堂(最寄駅:千駄ケ谷、国立競技場、北参道ほか)
   (2)(3)浅草公会堂(最寄駅:浅草ほか)
対象:小・中・高校生
募集人数:(1)約100名、(2)(3)各約150名
締切:(1)3月13日(木)、(2)(3)3月20日(木)
参加費:無料(事前申込制・先着順)
申込方法:公式Webサイトの応募フォームから申し込む
《吹野准》

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