福岡県教育委員会は2025年2月17日、2025年度(令和7年度)公立高等学校一般入試の志願状況(志願変更前)を発表した。全日制県立高校の志願者数は2万4,528人で、倍率は1.11倍だった。 2025年度福岡県立高等学校の一般入学者選抜は、2月7日から17日正午まで入学願書を受け付けた。全日制県立高校の志願状況は、入学定員2万2,040人に対して、2万4,528人が出願し、倍率は1.11倍となった。 学校・学科ごとの倍率は、修猷館(普通)1.77倍、筑紫丘(普通)1.34倍、東筑(普通)1.48倍、福岡(普通)1.59倍、城南(普通科・コースを除く)1.34倍、明善(普通・コースを除く)1.26倍、明善(普通・総合文科コース)1.23倍、小倉(普通)1.30倍、春日(普通)1.30倍など。 もっとも倍率が高かったのは、八女工業(情報技術科)2.18倍。そのほか、筑紫丘(理数)2.08倍、新宮(理数)1.80など。 全日制市立高校は、入学定員1,920人に対して、2,303人が出願、倍率は1.20倍。もっとも倍率が高かったのは、福翔(総合)1.41倍。また、全日制組合立高校は、入学定員200人に対して、424人が出願、倍率は2.12倍となった。 なお、志願状況における入学定員および志願者数には、帰国生徒等特別学力検査合格内定者数、特色化選抜合格内定者数、推薦入学合格内定者数、併設中学校からの入学予定者数が含まれる。全日制高校の内定者数はそれぞれ、県立が1万2,000人、市立が1,276人、組合立が151人。 福岡県立高校一般入学者選抜は今後、2月18日から2月21日正午まで志願先変更を受け付け、学力検査を3月5日に実施。合格発表は3月17日午前9時に行う。