メタ認知育て不登校対応「ギフテッド教育フォーラム」2/15 | NewsCafe

メタ認知育て不登校対応「ギフテッド教育フォーラム」2/15

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ギフテッド教育フォーラム
 特定非営利活動法人翔和学園は2025年2月15日、「第5回ギフテッド教育フォーラム」を東京ウィメンズプラザホールで開催する。講師に「どんぐり発達クリニック」名誉院長の宮尾益知氏と、長野保健医療大学特任教授の福田恵美子氏を迎え、メタ認知を育てる観点から才能教育と不登校対応について講演を行う。

 今回のフォーラムは、ギフテッド教育に限らず、特別支援教育や療育に関心をもつ保護者や教育関係者を対象としている。国内外の教育・福祉関係者の尽力により、発達障害やギフテッドと呼ばれる子供たちの特異性にどう対応するかという知見が積み重ねられてきた。これに基づき、「誰1人取り残さない学びの保障」や「多様な個性や特性、背景を有する子供たちを包摂する柔軟な教育課程」などの大きな動きが始まっている。

 講演では、宮尾氏が不登校の根源にある複合的な要因を紐解き、メタ認知を育てる具体的な対応策について語る。また、福田氏はメタ認知を育てる起点である「愛着形成」について講演する。メタ認知とは、自分自身を客観的に見つめ、考え方や行動を変えていく力を指す。子供が個性を生かして社会に参加するためには、人とつながりながら学びを深めていくことが必要であり、メタ認知はその鍵となる。

 フォーラムのプログラムは、午前10時から午後3時までの予定で、宮尾氏による「21世紀の思春期メンタルヘルスの課題~不登校の根源にある複合的な要因を紐解く~」や、福田氏による「愛着形成のプロセスにおける遊びの価値」などが含まれる。午後には質疑応答の時間も設けられ、講師によるクロストーク形式で参加者の質問に答える。

 翔和学園は、発達障害やそれに類似した苦手さをもつ子供・若者とその保護者に対する就学から就労までの一貫した教育支援を提供している。小中学生・高校生向けのフリースクールや18歳以上の若者への障害福祉サービス事業所を運営し、行政から委託を受けた教育相談事業も実施している。

◆第5回ギフテッド教育フォーラム
日時:2025年2月15日(土)10:00~15:00
会場:東京ウィメンズプラザホール
対象:特別支援教育や療育に関心のある保護者、教育関係者
参加費:1,000円(資料代)、託児チケット300円
申込方法:Webサイトより申込み
《神林七巳》

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