教育施設「こどもでぱーと」中野・たまプラーザに4月開業 | NewsCafe

教育施設「こどもでぱーと」中野・たまプラーザに4月開業

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こどもでぱーと
 ヒューリックは、リソー教育およびコナミスポーツと連携し、新たな子育て・教育施設「こどもでぱーと」ブランドの第1号施設「こどもでぱーと中野」と第2号施設「こどもでぱーとたまプラーザ」を2025年4月1日に同時開業することを発表した。また、同ブランドの理念に賛同し、事業に参画する企業約30社が決定したことも明らかにした。これにより、幅広いサービスを通じて質の高い教育と子育て環境を提供する体制を強化する。

 「こどもでぱーと」は、子供の教育と親の負担軽減を支援する新しい子育ての拠点として位置づけられている。施設内には、学習塾や学童・保育、運動・英語といった習い事教室が常設され、曜日や時間帯ごとに多彩なプログラムを体験できる「こどもでぱーと Studio(スタジオ)」が設置される。これにより、子供向けに多様なコンテンツが提供され、施設の枠を超えたイベントも定期的に開催される。さらに、親が利用できるコンテンツとして、こどもクリニックや親子で利用できるカフェ、ピラティス、産後ケアなどが充実している。送迎機能や教育相談窓口となるコンシェルジュ機能も導入され、親の負担や不安を軽減する。

 同施設のメインコンテンツには、学習塾や英会話、スポーツスクールなど多種多様な習い事が含まれており、小児科などの医療サービスも完備されている。親が利用できるピラティスや親子で楽しめるカフェなど、親と子供が安心して学び、快適に過ごせる環境が提供される。中野とたまプラーザでは展開する店舗が異なるが、いずれも親子のニーズに応える多彩なプログラムが用意されている。

 「こどもでぱーとStudio(スタジオ)」では、曜日や時間帯に応じて多彩なプログラムが展開される。子供の興味を伸ばす学習やバレエ教室、そろばん教室、料理教室など、幅広い体験を通じて子供の創造力や身体能力、コミュニケーションスキルを育む。また、産後ケアなどの親向けコンテンツも充実しており、親子ともに新たな学びを得られる機会が提供される。

 ヒューリックは、国内における高齢化の進展や環境問題の深刻化などさまな環境変化に対応すべく、2020年より高齢者・観光の3Kに、子供教育を加えた4Kビジネスを推進してきた。今回の「こどもでぱーと」開業は、共働き世帯の増加や政府の子育て支援策に伴う各世帯の教育費の増加を背景に、子供教育に関するサービスを集約した教育特化型施設としての展開を進める一環である。

 今後もヒューリックは、中規模ビルの開発や既存物件の改修を行い、「こどもでぱーと」のシリーズ展開を予定している。ビル1棟での展開に加え、大型ビルの1フロアや複数フロアでの展開も検討しており、さらなる事業拡大を図る方針だ。
《神林七巳》

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