映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』（2月21日公開）の完成披露上映会 が21日、都内にて開催され、主演の八木勇征（FANTASTICS from EXILE TRIBE）、共演の井上祐貴、櫻井海音、椿泰我（IMP.）、木村真人監督が登壇。八木が人生の転機になった時代を振り返った。
同作は、18歳の4人の若者たちの青春を描く人間ドラマ。八木が主人公のアキト、井上がアキトの友人・ハルヒ、櫻井がナツキ、椿がユキオ役を演じる。
“演じる上で意識したこと”を尋ねられた八木は、「アキトは性格が明るくて、真っすぐで、“折れない真っすぐな一本の芯”を持ったキャラクターだったので、ここがブレてしまうとクオリティーも含めて物語がなよなよしてしまうといいますか」といい、「アキトと同じように僕自身もこの作品に対して強い思いを持ちながら本読みの段階から挑みました」と述懐。「まるで（本読みが）本番を撮っているかのような感覚にそのときはなりました」と同作の制作が特別な体験になったことを告げ、「（作品を）いいクオリティーでみなさんに届けられると思いました」と声を弾ませると、「僕もアキトのように強くこの作品に取り組みました」と付け加えた。
作品の内容にちなんで、“18歳のころに夢見ていたこと”が話題にあがると、八木は「サッカーをずっとやっていたのですが、18歳のころだとまだサッカー選手になる夢を追いかけていたとき」と振り返り、「18歳から20歳になる年って、僕の中でものすごく人生が一番変わった年齢だったのですね」と続けた。
そして、「18歳のときに大きなケガをしてしまって1年半サッカーができないという状況になって」「現実を見たときに『（サッカー選手になるのは）なかなか厳しいのかな』と思っていたら、僕が所属しているFANTASTICSというグループのボーカルを決めるオーディションが開かれるという情報が入りまして、受けに行ってチャレンジしました。人生で初めてオーディションを受けた年でもあったので、18歳から20歳というのは僕の人生も大きく変わったし、ものすごく濃い時間を過ごした年代だったのではないかなと思います」と明かした。
