雪印メグミルクは、子供がいる働く女性1,035名を対象に、晩ごはん前の子供の間食習慣に関する調査を実施した。その結果、多くの働くママが子供の間食習慣に悩みを抱えていることが明らかになった。これを受けて、料理研究家のあまこようこ氏の監修のもと、「お助けおやつ3か条」を制定した。 調査は2024年11月6日から8日にかけてインターネットで実施され、全国の30代から50代の子供がいる女性有職者を対象に行われた。調査の背景には、働くママが抱える日常の悩みがある。特に、平日の帰宅後に子供が晩ごはんを待てないという問題が頻繁に発生していることがわかった。 調査の結果、55.3%の働くママがこの問題を経験しており、週3日以上で発生することが多いという。さらに、間食を与えたことで晩ごはんを残されてしまうという後悔を抱えるママも多く、82.6%がこの理由をあげている。 また、6割以上の働くママが「晩ごはん前に子供に間食をあげる習慣を変えたい」と考えていることが判明した。おもな理由としては、晩ごはんに影響があることや、脂質・糖分の過剰摂取、毎日の間食要求が挙げられている。しかし、晩ごはんまでの時間を稼ぐためや、子供の機嫌を取るために間食を与えてしまうという現実もある。 調査では、実際に与えたことがある食べ物と、与えてもいいと思う食べ物にギャップがあることも明らかになった。実際には「パン・菓子パン」や「スナック菓子」が多く与えられているが、理想としては「フルーツ」や「チーズ」「ヨーグルト」があげられている。 このような背景から、あまこようこ氏の監修のもと、「お助けおやつ3か条」が制定された。「お助けおやつ」とは、晩ごはん前など食事の合間に小腹を満たすためのおやつである。これにより、働くママたちが抱える間食習慣の悩みを少しでも軽減することが期待される。