【モデルプレス=2025/01/07】俳優の大泉洋が主演を務める映画『室町無頼』(1月17日全国公開)より、才蔵を演じるなにわ男子・長尾謙杜の場面写真が解禁された。【写真】大泉洋、長尾謙杜、堤真一ら和装姿で豪華集結◆長尾謙杜「室町無頼」場面写真公開圧倒的な剣術の腕前と世直しの野心を湛え、荒廃した時代を泳ぐ自由人・蓮田兵衛。彼はひょんなことから、天涯孤独の身で絶望の中にいたが凄まじい棒術の才能を秘めた青年・才蔵を拾う。汚れた川へと落ち、緑色のボロ服をぐっしょりと濡らした姿を揶揄され、以降、才蔵は「蛙」と呼ばれることとなる。「蛙」から始まった長尾演じる才蔵の物語は、兵衛や老師(柄本明)との出会い、命を賭けた地獄の棒術の修行、様々戦いを経て、遂には“無敵の棒術”を身に付けた「最強」への成長譚として描かれる。「いつかヒーローのような役を演じてみたい、アクションにも挑戦してみたいと思っていた」と才蔵への思い入れを語った長尾。「無邪気さもありますが、どこか肝が据わっていて、ちょっと落ち着きがあるところもある。色々なものに対して本当にまっすぐな気持ちを持っている素直な少年」と役を理解して臨んだ才蔵は、登場シーンは、一見して長尾本人と判別できないほどに顔や衣服に汚れのメイクを施した仕上がりになった。◆大泉洋、長尾謙杜を絶賛「見ていて痛快」しかし「この映画は、ある意味では“才蔵の成長の物語”だと思います」と主演の大泉が表現するように、物語が進むにつれて、兵衛との出会いをきっかけに心身共に成長を遂げていく才蔵の顔つきと身のこなしが、みるみるうちに変わっていく。大泉は「才蔵と長尾くんというのが見事に被る感じがありました。本当に長尾くんがどんどんかっこよくなっていくのが、見ていて痛快でしたね。衣装さん、メイクチームも本当に素晴らしくて、どんどん彼の見た目も変わっていくのだけれど、それに応えて、長尾くんのお芝居も変わっていった」と役の成長とともに見違えるように精悍な顔つきになる長尾の姿を称えて振り返った。◆堤真一、長尾謙杜を太鼓判「大変な技をやっていました」さらに、最強の棒術を駆使するキャラクターとして、最大難度のアクションを見事にやり遂げた長尾に、アクションにも定評のある名優・骨皮道賢役の堤真一も太鼓判を押す。堤は「(棒などを使った)長もののアクションというのは本当に難しい。彼はとにかく難しいことを何回も何回もやっていた。もう永遠に終わらないんじゃないかなと思うぐらい大変な技をやっていました。しかも鮮やかにやらなきゃいけない。できたからOKではなくて、鮮やかにできて初めてOKになる。足で蹴り上げて棒を持つとか、それだけをやれと言ったらできるかもしれないけれど、流れの中でやるのは簡単に見えてとても難しい」と明かすなど、ほぼ初めての本格アクションへの挑戦にして名優をも唸らせる出来栄えにまで成長してみせた。ただならぬ存在感を放つ主人公・蓮田兵衛役の大泉から、「まだ20歳そこそこの長尾くんが、50歳の僕が演じた役の風格をどこか感じさせるように最終的にはなっていた。『すごいな、長尾くんは』と思いましたよ。最初は本当に子供みたいでかわいいのだけど、最後は本当にかっこいいなあと」と絶賛した。◆大泉洋主演「室町無頼」原作は垣根涼介氏の「室町無頼」(新潮文庫刊)。濃密な人間ドラマをエンタメに昇華させてきた入江悠氏が監督を努め、憧れだったという京都で撮影に飛び込み、伝統ある京都撮影所の職人たちと共に、新時代のアクション・エンタテイメントを作り上げた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】