新年の目標と抱負、小中高生「学習・受験」が中心 | NewsCafe

新年の目標と抱負、小中高生「学習・受験」が中心

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子供は目標・抱負を達成するために努力していましたか
  • 子供は目標・抱負を達成するために努力していましたか
  • 子供は2024年の目標・抱負を決めていましたか
  • 子供の目標・抱負はどのような内容でしたか
  • 子供が目標・抱負を決める際、どのようなことに気を付けていますか
  • 子供が目標・抱負を達成するために、どのような助言や手助けをしましたか
  • 子供が2025年の目標・抱負を決めるとしたら、どのような内容の目標・抱負を立ててほしいですか
 栄光ゼミナールは、2024年11月2日から11月12日にかけて、「小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査」を実施した。調査対象は小学1年生から高校3年生の子供をもつ保護者で、1,874人から有効回答を得た。この調査により、子供の目標や抱負に関する傾向が明らかになった。

 調査の目的は、子供たちが新年にどのような目標や抱負をもっているのかを把握し、保護者がどのようにサポートしているかを探ることにある。調査は栄光ゼミナールの教室に通う子供たちの保護者を対象に、インターネットを通じて行われた。

 調査結果によると、2024年の子供の目標や抱負は「学習」や「受験」に関するものが中心であることがわかった。特に高校生では「受験」に関する目標が64.8%ともっとも多く、小学生や中学生では「学習」に関する目標がそれぞれ62.1%、69.0%と高い割合を占めた。また、小学生は「生活習慣」や「習い事・趣味」に関する目標も多く、中学生や高校生では「資格試験」や「部活動」に関する目標が多い傾向が見られた。

 子供が目標や抱負を達成するために努力しているかについては、9割以上の保護者が「とても努力していた」または「まあ努力していた」と回答した。特に高校生の保護者では「とても努力していた」と評価する割合が55.9%に達し、子供の努力を高く評価していることがうかがえる。

 子供が目標や抱負を決める際に気を付けていることとして、保護者の多くが「子供自身が主体的に決めた目標にする」ことをあげた。小学生保護者の61.9%、中学生保護者の66.5%、高校生保護者の73.8%がこの点を重視しており、子供が主体的に目標を決めることが、目標達成のためのモチベーションにつながると考えているようだ。

 また、子供が目標や抱負を達成するために保護者が行ったサポートとして、「褒めたり、励ましたりする言葉をかけた」がもっとも多く、小学生保護者の70.8%、中学生保護者の67.2%、高校生保護者の70.5%がこれを実践していることがわかった。さらに、小学生保護者では「達成したらごほうびをあげる」「達成までのスケジュールを一緒に立てる」といった具体的なサポートも多く見られた。

 この調査を通じて、子供の目標や抱負に対する保護者のサポートが重要であることが明らかになった。子供が主体的に目標を設定し、それを達成するために努力する姿勢を育むためには、保護者の適切なサポートが欠かせないといえる。
《栄亜衣》

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