女子大「実就職率」ランキング…西日本1位は甲南女子大 | NewsCafe

女子大「実就職率」ランキング…西日本1位は甲南女子大

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甲南女子大学の実就職率ランキング
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 大学通信が運営している教育情報Webサイト・ユニヴプレスは2024年10月17日、「2024年女子大の実就職率」を掲載した。1位は聖徳大(千葉)で、実就職率97.4%。西日本1位(全体6位)は甲南女子大(兵庫)で94.7%だった。

 「2024年女子大の実就職率」は、各大学発表による2024年の就職状況(2024年8月21日現在)をまとめたもの。アンケートに回答のあった大学のデータをもとに作成し、卒業生数500人未満の大学は除いている。実就職率(%)は、就職者数÷(卒業・修了者数-大学院進学者数)×100で算出した。

 アンケート結果によると、女子大で実就職率がもっとも高いのは聖徳大(千葉)で97.4%。教員養成や福祉、看護など、おもに資格系学部で構成される大学で、卒業生786人に対し就職者762人、大学院進学4人となっている。

 続けて、昭和女子大(東京)95.9%、和洋女子大(千葉)95.7%、椙山女学園大(愛知)95.1%、東京家政大(東京)95.0%と、上位5位までを東日本の女子大が占めた。

 6位は甲南女子大(兵庫)で94.7%。以下、武庫川女子大(兵庫)94.4%、実践女子大(東京)94.0%、安田女子大(広島)94.0%、女子栄養大(埼玉)94.0%と続いた。

 近年、女子大の志願者数は減少傾向にあり、一部の大学では共学化が進むなど、厳しい状況に直面している。しかし、少人数制によるきめ細かな指導や、女性ならではの視点から社会問題を探究できる学習環境など、その魅力は大きい。また、大学通信が医学部と歯学部の単科大学を除く全大学を対象に行っている就職状況調査によると、2024年3月卒の大学生全体の実就職率が88.9%なのに対して、女子大だけの集計では90.9%と、2ポイント上回っている。

 例として、実就職率94.7%の甲南女子大学では、2024年3月卒業生の求人件数は1万6,731件で、1人あたりの求人件数は約15件。進路満足度は98%という高水準だった。

 「2024年女子大の実就職率」上位の大学は、以下のとおり。詳細は、Webサイト「ユニヴプレス」で確認できる。

◆2024年女子大の実就職率
聖徳大(千葉)97.4%
昭和女子大(東京)95.9%
和洋女子大(千葉)95.7%
椙山女学園大(愛知)95.1%
東京家政大(東京)95.0%
甲南女子大(兵庫)94.7%
武庫川女子大(兵庫)94.4%
実践女子大(東京)94.0%
安田女子大(広島)94.0%
女子栄養大(埼玉)94.0%
梅花女子大(大阪)93.8%
神戸女子大(兵庫)93.7%
共立女子大(東京)93.4%
東京女子大(東京)93.3%
鎌倉女子大(神奈川%)93.0%
神戸女学院大(兵庫)92.9%
日本女子大(東京)92.5%
京都女子大(京都)91.4%
藤女子大(北海道)91.3%
津田塾大(東京)91.0%
《木村 薫》

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