【モデルプレス=2024/08/23】現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)で山田よね役を演じている女優の土居志央梨(どい・しおり/32)にインタビュー。第20週以降の展開や、よねと轟太一(戸塚純貴)の絆について語ってもらった。【Vol.4】【写真】「虎に翼」伊藤沙莉&土居志央梨、プライベートで“こっそり旅” お揃いコーデ◆伊藤沙莉主演「虎に翼」第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の佐田寅子(さだ・ともこ/通称・トラコ)を、伊藤沙莉が演じる。よねは寅子の明律大学女子部からの同期。戦後に再会した同期の轟とともに法律事務所を始め、第20週でついに弁護士資格を取得。弁護士として歩み始める。◆よねが弁護士に「泣きそうになるぐらい嬉しくて」― 第20週でよねがついに弁護士資格を取るという展開を迎えました。土居:台本を読んだときももちろん嬉しかったですが、1番グッときたのは20週からの衣装を新たに合わせる衣装合わせで着たスーツに弁護士バッジを付けてもらったときでした。もう本当に、ちょっと泣きそうになるぐらい嬉しくて。何十年越しの夢が叶ったというか、こんな気持ちになるんだなと思いました。だからそこはよねと気持ちがすごくリンクしたというか、私も念願叶ってという感じでした。― 名刺を出すシーンも印象的でしたし、法律事務所も「山田轟法律事務所」に変わりましたね。土居:感慨深かったです。“山田轟”の順番はじゃんけんで決まったのですが、あのシーンは本気でじゃんけんしました。私が勝つまで続けたんですけど、純貴くんばっかり勝っちゃって(笑)。多分7回戦くらいしたと思います。2人とも超白熱してじゃんけんしたので注目していただきたいです(笑)。◆土居志央梨、轟の印象的なシーン「あまりにも感動しすぎて」― 轟との印象的だったシーンを教えてください。土居:21週で轟がトラちゃんに花岡(岩田剛典)への想いや時雄さん(和田正人)との関係に対する想いを初めて話すシーンが、見ていて本当に感動しました。あまりにも感動しすぎて、そのシーンの最後、純貴くんがたくさん喋った後に私が一言だけ喋るんですけど、その一言が上手く言えないぐらい(笑)。轟の優しさはもちろん信念も感じて、今までにない表情を見ることができてすごく感動しました。でもやっぱり最後の私のセリフが本当に心配で、ぶち壊してないといいなと思います(笑)。― よねと轟は友情を超えた家族のような関係性ですが、土居さんはどのように感じられていますか?土居:一言になってしまいますが、本当に「相棒」です。轟の前では、よねもちょっとかっこ悪いところを見せられる。そういう相手は轟くらいなんじゃないかな。トラちゃんにもきっとそういうところを見せないように振る舞っていると思うので、“安心できる相手”という感じです。― よねに轟がいてよかったなと感じます。土居:もう本当にそうだと思います。戦後に再会して、よねから轟に一緒に事務所をやろうと誘ってはいますが、きっとよねも轟に救われたんだろうなと。あそこで出会えて本当に良かったなと思っています。★Vol.5に続く!(modelpress編集部)◆土居志央梨(どい・しおり)プロフィール1992年7月23日生まれ、福岡県出身。京都造形芸術大学在学中に受けたオーディションで、2013年に林海象監督の「彌勒」で映画デビュー。近年の主な出演作にNHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020)、ドラマ「姪のメイ」(テレビ東京/2023)、映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(2022)「ファンファーレ」(2023)など。【Not Sponsored 記事】