
スギ花粉の飛散がピークを迎えており、連日花粉症対策に勤しんでいる人も多いのではないでしょうか。花粉症に効く食べ物を積極的に取り入れたい人におすすめしたいのが、「しょうが紅茶」の習慣です。「温活ドクター」として知られるイシハラクリニック副院長の石原新菜先生は20年間毎日「しょうが紅茶」を飲み続けて花粉症はもちろん、体のあらゆる不調が改善したんだとか。石原先生にその魅力や効能を詳しくお聞きしました。
▶花粉症、インフルエンザに効く納得の理由
紅茶が花粉症対策としてもインフルエンザ対策としてもぴったりな理由は?
「しょうが紅茶」はその名前の通り、紅茶にしょうがを入れたドリンクのこと。まず、しょうがは辛みの成分が冷え対策になることはよく知られていると思います。花粉症は東洋医学では水の巡りが悪く、冷えやむくみを引き起こす「水毒」の状態なので、体を温めて血液循環をよくすることがとても大切です。体を温めてくれるしょうがによって体温が上昇するので免疫力も向上します。しょうがは漢方薬の約7割に入っている食材ですから、やはり体へのメリットはとても大きいです。
また注目したいのが紅茶の効果です。体を温めてくれる食材として発酵食品はよく知られているでしょう。お茶類では緑茶を発酵させると烏龍茶に、烏龍茶を発酵させると紅茶になるので、発酵度合いで言うと紅茶はかなり高いです。
紅茶の持つ紅茶ポリフェノールの成分が近年、インフルエンザ予防の効果があると分かってきたのはご存じでしょうか。これは紅茶ポリフェノールが自然免疫細胞の活性を高め、強い抗ウイルスおよび抗菌作用を持つことが所以です。一方で紅茶ポリフェノールは、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの生成や炎症を抑えてくれる作用も持っているため花粉症対策にも効果的。さらに善玉菌を増やして腸内環境を整え、脂質吸収を抑制する効果もあります。
体温が上昇して基礎代謝がアップするしょうがに加えて、紅茶ポリフェノールの成分によってダイエット効果を促進し、さらにはアレルギーやウイルスを遠ざける強い体を作ってくれるのが「しょうが紅茶」なんです。
▶「しょうが紅茶」+●●で-10に成功
しょうがはすりおろさなくても粉末でOK!一家にひとつ「しょうがパウダー」を
「しょうが紅茶」の作り方としては、200mlの紅茶にしょうが5gを目安に入れてください。しょうがはすりおろしてもいいですし、スライスしょうがを入れても、チューブを使っても大丈夫。一度に紅茶をたっぷり作る人は、紅茶を入れたポットや水筒の中にスライスしょうがを2、3枚入れておくと楽です。ミルクを入れると紅茶ポリフェノールの成分が軽減してしまうのでストレートで飲むがおすすめ。茶葉の種類はどんなものを選んでも紅茶ポリフェノールの効果が期待できます。
私のおすすめは粉末タイプのしょうがパウダーです。粉末だと紅茶だけでなく、お味噌汁やスープなど普段の食事にもかけて積極的にしょうがを取り入れることができます。ちなみに農林水産省が推奨している生のしょうがの摂取量の目安は1日10g。しかししょうがは特に中毒性のある食べ物ではないので、20gくらいなら問題ないでしょう。粉末にすると重さが1/10になるので、粉末のしょうがなら1日1gを目安にしてください。
「しょうが紅茶」はお水の代わりに1日2杯でも3杯でも飲んでOKです。代謝が上がって脈が速くなったり胃がムカムカしたりするのであれば、1日1杯でもいいと思います。カフェインが苦手な方はノンカフェインの紅茶にしたり夕方以降はカフェイン入りの紅茶は避けたりなど、ご自身の体調に合わせて調節してください。
紅茶ポリフェノールのアレルギー抑制作用は薬のようにすぐに効いてくるものではありませんが、人によっては数週間で花粉症への効果を実感できるかと思います。一方でしょうがはすぐ体の温かさを感じる即効性があり、その効果は3時間ほどは続きます。しょうが紅茶を毎日コツコツ飲み続けることでインフルエンザと花粉症を同時に対策しながら、体を温めダイエットや女性特有の症状にも嬉しい効果が期待できます。
花粉によって目や鼻が痒くなるだけでなく、喉や皮膚、頭皮などにも痒みが出る人もいると思います。でもこのしょうが紅茶を塗り薬のように直接皮膚に塗布したり浴槽に入れて入浴したりするのはおすすめできません。「しょうが紅茶」の成分は飲むことで血管に入り、抗ヒスタミン作用を発揮するので、塗布しても飲んだときのような効果は期待できないでしょう。またしょうがの辛み成分が皮膚に直接つくことで痒みが増したり痛みが出たりすることも。「しょうが紅茶」はあくまで飲む花粉症対策だと思ってください。
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