【モデルプレス=2024/03/08】俳優の阿部サダヲが8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第47回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。“異例の事態”が話題を集めている。【写真】阿部サダヲの“昭和風”ビジュアル◆阿部サダヲ「日アカ」「ふてほど」裏被りで話題「シャイロックの子供たち」で優秀主演男優賞を受賞した阿部。累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)の映画化となる同作は、小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。東京第一銀行の小さな支店で起きた現金紛失事件を、お客様係である西木雅博(阿部)、北川愛理(上戸彩)、田端洋司(玉森裕太)が真相に迫っていく。よる9時より、授賞式の様子が日本テレビ系列で放送されており、優秀主演男優賞を受賞した5人の紹介が始まる中、同時刻には阿部が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜よる10時〜)の放送がスタートし、阿部は“裏被り”(同時刻に局をまたいで重複した出演のこと)状態に。テレビ業界では裏被りは暗黙のルールとしてタブーとされているが、この異例の事態にネット上では「阿部さんの裏被り心配してたらガッツリしてたwwww」「“不適切”だからしょうがない(笑)」「面白すぎる」「どっちも観たくて交互にチャンネル変えてました(笑)」「阿部さん受賞おめでとうございます!」と様々な反響が寄せられている。なお、授賞式には、同ドラマに出演している磯村勇斗も出席。磯村は「月」で最優秀助演男優賞を受賞した。ほかにも優秀主演男優賞には、「エゴイスト」から鈴木亮平、「ゴジラ-1.0」から神木隆之介、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」から水上恒司、「PERFECT DAYS」から役所広司が選ばれ、役所が最優秀主演男優賞に輝いた。◆阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディの要素も持つ完全オリジナルストーリー。◆第47回日本アカデミー賞同賞は2023年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、5年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「ケイコ 目を澄まして」で第46回最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのが務める。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】