【モデルプレス=2023/08/04】X JAPANのYOSHIKI、L'Arc~en~CielのHYDE、X JAPAN・LUNA SEAのSUGIZO、ギタリストのMIYAVIによるスーパーバンド・THE LAST ROCKSTARSが4日、都内で行われた2nd single&ツアー発表会見に出席。8月4日に2nd single『PSYCHO LOVE(サイコ・ラブ)』をリリース・全世界配信することと、11月に東京とロスアンゼルスで公演を行うことを発表した。【写真】YOSHIKI・HYDE・SUGIZO・MIYAVIが会見で“乾杯”◆THE LAST ROCKSTARS、2nd single「PSYCHO LOVE」発表まず、2nd single『PSYCHO LOVE(サイコ・ラブ)』のリリースと全世界配信されたことを発表したYOSHIKIは「1st singleから時間が空きましたけど…僕的には空いてませんが(笑)」と笑い、MIYAVIから「世間的にはめっちゃ空いたと思いますよ」とツッコミが飛んだ。そして、YOSHIKIが「この曲が僕らの結成につながったと言っても過言でない」と明かすと、HYDEは「2年前にYOSHIKIさんに『この曲どうですか?』って言ったらすごく気に入ってくれて、ぜひ新しいバンドでやれたらいいなという話がそのときに持ちあがったので、最初の曲ですね」と経緯を説明。YOSHIKIは「結局、僕らっていろいろ話をしてもなかなか前に進まないので、HYDEが曲を作ってきたことで、そこで“現実なんだ”って一気に前に進み始めた感じですね」と回顧し、MIYAVIが「てっきりこれが1st singleになるかと思っていたんですけど」と吐露すると、YOSHIKIは「俺もそう思ってたんだけどなんかね」と遠くを見つめた。◆2nd singleタイトルに「ダジャレ?」の声そして、MIYAVIから「どういう意味があるんですか?」と聞かれたHYDEは「世界と日本をつなぐ“最高”という言葉(笑)」と打ち明け、“最高”と“サイコ”がかかっていることから「ダジャレ?」と声が飛ぶと、HYDEは「ちょっと入ってますよね(笑)、最高の愛みたいな。どこかにそれがありますけど」とにっこり。MIYAVIは「見出し決定ですね」と笑顔を見せた。◆THE LAST ROCKSTARS、デビュー時の日米公演を回顧また、東京・有明アリーナで11月21日~23日、ロスアンゼルス・YouTube Theaterで11月29日にツアーが行われることが発表されたが、今年1~2月に日米4会場にて開催されたデビュー公演について聞かれると、MIYAVI「リハの段階から“本当に初日を迎えることができるのか”ってハラハラしながら、でも幕が上がってショーが始まった瞬間、お客さんの熱気もそうですけど、僕自身はエナジーを感じながらやっていましたし、改めて世界でやれるグループなんだと再確認しました」とコメント。HYDEは「(始まる前に)こんなにドキドキしたことはなかったですね。何をすればいいんだろうって、1つひとつ頑張りましたね。あとは普段連絡のない人から連絡が来ました。『ライブが観たい』って。影響力すごいんだなと思いました」とにっこり。SUGIZOは「ステージに上がってみて改めて思ったのが、この4人の化学反応の威力、爆発力が想像以上に凄まじくて、これは命をかけてやらなきゃいけないくらいレベルのプロジェクトなんだということを再確認しました」といい、「MIYAVIが言うようにツアーを経て、ニューヨークとロスを経て、バンドとしての塊が見えたというか、やっとロックバンドになったと思うので、これからが本当の勝負かなと思っています」と力を込めた。◆HYDE、YOSHIKIを見て「やっぱすげーな」YOSHIKIは「そのドキドキ感は台風の目だったと思うんですが、みんなドキドキしながらも台風の中に身を投げてくれたので、それは感謝しかないし、最後の瞬間までクエスチョンマークだらけだったと思うんですけど、流れにすべてをぶつけてくれて、自分でもやっているうちに変わってしまって、“もっとこうしたい”ってステージが始まる5分くらい前まで変えたりして、素晴らしいものができたんじゃないかなと思っています」と満足げな表情を浮かべた。そんなYOSHIKIについてHYDEは「今回、初めてYOSHIKIさんとライブツアーをすることによって、こうやってアメリカと戦ってるんだって目の当たりにして驚異的でした。いろんな見方があると思うんですけど、真横で見ていると“この人やっぱすげーな”って。それに1番びっくりしたかもしれないです」と興奮気味に語った。◆THE LAST ROCKSTARS、11月ツアーに意気込み「壁をぶっ壊す」そして、11月のツアーについて聞かれると、YOSHIKIは「僕らはロックをやっている以上は前に進む以外のチョイスがない、そして日本のロックシーンって僕は素晴らしいと思うんですけど、まだまだたくさん壁って、その壁を壊さないとチョイスがないので、とりあえず前回以上に壁をぶっ壊すということなのかな」と力強くコメント。MIYAVIから「ドラムだけは壊さないでください」と声をかけられると、YOSHIKIは「少しくらい壊してもいいんじゃないかな(笑)」と笑った。続けて、MIYAVIは「世界で当たり前にロックするって簡単じゃないし、僕もYOSHIKIさんのぶっ込み方というか、戦う姿を見て頼もしく思いますし、言葉の壁も文化の壁もあるし、まだまだ越えなきゃいけない壁がたくさんあって、そこで僕たちがロックというものを通じて壁を壊していくという体現をしたいですね」と熱く語ると、YOSHIKIは「僕も先頭切ってぶつかっていますけど、みんなの一緒にやろう感はジーンときて、この身を滅ぼしてもいいくらいな気持ちでぶつかっています」と胸の内を明かした。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】