明治神宮に大宰府天満宮、伏見稲荷大社、浅草寺、川崎大師など、各地の神社やお寺が多くの人で賑わう正月三が日。あなたはもう初詣に行きましたか?お守りや破魔矢を買ったり、おみくじをひいたり…初詣ならではの風習に新たな年のスタートを感じる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は「初詣」についてのこんな質問――「喪中だけど初詣に行く これってアリ?」。はたして、世間の声は「アリorナシ」のどちらなのでしょうか。
【アリ…43%】
■気持ちの心の問題だと思うから。臨機応変に。
■ソレとコレとは別じゃない?何かを祝いにいくわけじゃないんだし。
■初詣って、派手なことではないでしょう。個人の思想の自由。
■喪中だからこそ家族の健康をお願いしたい。
■ひっそりと鳥居をくぐらずに行きます。
■御守りやお札を返しに行くけど、鳥居をくぐりません。
■宗教的に喪中かどうか、関係無いよ。合格祈願に行くでしょ。
【ナシ…57%】
■喪中は初詣やお祭りなど神事は遠慮するものと聞いてます。
■普通は自粛するものですよ。また翌年に行けばよいんです。
■縁起物なので、今年は控えます。
■喪にふせなきゃ駄目でしょう。
■行っても鳥居の横を通って行く。個人の息災も大事。
■亡くなった方との関わり濃度にもよる。交流のある親戚は行かない。
■子供には可愛そうだけど喪中はお正月など祝い事は無し!
■華やかなことは控える。家族で静かに過ごす。
■喪中なら年賀状も控えるでしょ。それと同じことです。
【ナシ派】が約6割で多数派という結果となりました。「常識的に」と言う意見が多数でしたが、結論から言えば「神社は×、お寺は○」。これは「死」を「ケガレ」と考え、忌明け前や喪中は鳥居をくぐってはいけないとする神社に対し、仏教ではその概念がないからです。神社のお社では葬儀はしませんが、お寺では本堂を利用して葬儀もし、初七日や四十九日の法要もします。なので喪中のお参りは問題なく、むしろ大切な方を亡くした後だからこそ、お参りするべきという考え方もあります。また、神社でも一概にだめというわけではなく、神道では一般的に五十日祭を終えて忌明けになれば鳥居をくぐっていいとも言われています。
お正月には旧年の感謝と新年のご挨拶をするのことが大切とされています。まだ、初詣に行っていないという方は、正しいマナーを理解したうえでお参りに行き、よい一年の始まりをむかえてください。
《NewsCafeアリナシ》
page top