ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は1998年にオフ・ブロードウェイで初上演され、ロングランを記録。その後、世界各地で上演され、多くの観客を魅了してきた。
2001年にはジョン・キャメロン・ミッチェル自身の主演・監督により映画化され、サンダンス映画祭で観客賞・監督賞を受賞。日本でも大ヒットを記録し、マドンナやデヴィッド・ボウイらも熱狂するなど、舞台・映画ともに世界中で大きな反響を呼んだ。
2014年にはブロードウェイに進出し、トニー賞4部門を受賞。2015年には、初演でヘドウィグを演じたジョン・キャメロン・ミッチェル自身が再びタイトルロールを務め、同年、トニー賞特別賞を受賞している。
2022年の日本公演では、本作の生みの親であるジョン・キャメロン・ミッチェルが演出を手掛け、丸山が主演。しかし、コロナ禍の影響でジョン・キャメロン・ミッチェルの来日は叶わず、2人はオンラインで創作を進めた。
今回の公演に先駆けて、丸山は渡米。ニューヨークではヘドウィグゆかりの地を巡り、1998年に本作のオフ・ブロードウェイ公演が初演されたジェーン・ストリート・シアターの跡地などを訪問。
さらにニューオーリンズではジョン・キャメロン・ミッチェルの自宅を訪問し、2人はついに直接対面を果たし、ヘドウィグについて、そして新たな日本公演について語り合ったという。
前回公演から5年。コロナ禍を経て、世界が再び目まぐるしく変化する中、丸山は作品が生まれた土地を訪れ、ジョン・キャメロン・ミッチェル本人と対話することで、ヘドウィグの源泉に触れた。2027年、丸山はヘドウィグをどう演じるのか、期待が高まる。コメント
作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル
2022年の公演では、素晴らしい丸山隆平さんと遠く離れた場所からご一緒しましたが、今回は来日し、日本で長年この作品を創作してきた仲間たちとともに、刺激的な新しい日本版『ヘドウィグ』の創作にじっくりと取り組めることを楽しみにしています。
東京は、私にとって第二の故郷になりつつあります。日本の演劇界の正式な一員として加われることに、とても胸が高鳴っています!
主演:丸山隆平
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この度、5年越しにヘドウィグを務めさせていただけることになりました。
しかも、ジョン・キャメロン・ミッチェルによる演出にて。
あらゆる国でいろんな俳優たちが演じて来た名作に改めて息吹を吹き込むことになるわけですが…。
プレッシャーが無いと言えば嘘になります。
ただ、それ以上にご来場のアナタとお逢いできる事を楽しみにしております。どなた様も気軽に覗きに来て下さいなっ。
<STORY>
少年ハンセルは、自由の国アメリカに渡りロックスターになるのが夢だった。
彼は共産主義体制の旧東ドイツで生まれる。幼少時に母親からプラトンの魅惑的な「愛の起源」の物語を聞かされ、以来、彼は自分の“カタワレ”を見つけようと心に決める。ある日、彼は偶然同性愛者のアメリカ軍人ルーサーと出逢う。ルーサーに見初められ、彼との結婚の道を選んだハンセルに待ち構えていたのは、アメリカへ渡るための“性転換手術”だった。しかし、手術を受けたハンセルの股間には、手術ミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
その後、戸籍を女性に変え、ヘドウィグを名乗り渡米を果すも離婚。ベビーシッターなどをして日々の糧を得つつロックバンドを組むも、なかなか成功への道が見えず生活に追われていた毎日だった。やがてロックスターに憧れる17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。
最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。果たして、自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を見つけることができるのか…?
ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は2027年2月20日(土)~3月29日(月)、東京・大阪・宮城・京都にて上演予定。









