沖田修一監督が、年齢も育った環境も異なる3人の女性「さとこ」の人生をユーモアたっぷりに描き出す完全オリジナル新作。
本作で、初めての恋に戸惑い、妄想が暴走していく中学3年生の15歳、中井聡子を演じた姫野は、第30回釜山国際映画祭にてコンペティション部門の最優秀俳優賞<The Best Actor Award>を受賞。2010年4月21日生まれの姫野は、映画初出演にして、昨年新設された釜山国際映画祭のコンペティション部門全部門を通して史上最年少受賞という快挙を成し遂げた。
審査員の1人、俳優のチェ・ヒソから「この作品を見て、まさに輝く原石と出会えた喜びを感じずにはいられませんでした」と紹介を受けて登壇した姫野。本作の筒井竜平プロデューサーが見守る中、いまにも溢れそうになる涙を必死に抑えながらトロフィーを受け取った姫野は、緊張した面持ちながらも、喜びと感謝を込めて堂々とスピーチを披露。
「まだ未熟な私の演技に目をとめていただき、本当にありがとうございます」「映画祭に参加させていただけるのも初めてで、韓国の皆様の反応がとても暖かくて心強く感じていました」と語り、「これからも一瞬一瞬、演じることと考えることを大切に歩んでいきたいと思います」と、一言一言をしっかりと噛み締めるように言葉を紡ぎ、喜びと作品に携わった人々への思いを伝えた。
そして、ほぼ演技未経験だった姫野を約300人が参加したオーディションから発掘、抜擢した沖田監督と、姫野と同じく<さとこ>を演じた有村と石田からも祝福の言葉が到着。沖田監督は「姫野さんが書いた夢物語のようで、なんだか現実味がなく、ポカンと口が半開きになってしまいます」「さとこはいつもに関わったみんなで喜びを分かち合いたい気持ちです」とコメントを寄せ、有村は「姫野さんの純度の高い瑞々しさが海を越えて届くことは必然だったように思います」、石田は「軽やかに国境を越え、素晴らしい俳優人生のスタートですね」と温かなエールを贈った。
姫野花春 登壇スピーチ(全文)
本当に思いがけない受賞に、とても驚いています。
まだ未熟な私の演技に目をとめていただき、本当にありがとうございます。
今、私がたまたまこの場に立たせていただいていますが、映画『さとこはいつも』がこの場に導いてくれたことを思って、沖田監督や共演者の皆さん、スタッフの方々、関わってくださった全ての皆様に心から感謝しています。
こうして映画祭に参加させていただけるのも初めてで、韓国の皆様の反応がとても暖かくて心強く感じていました。
私はまだ1本しか映画に出たことはないのですが、大きな願いとしては、おばあちゃんになっても俳優を続けられていたらいいなと思います。
これからも一瞬一瞬、演じることと考えることを大切に歩んでいきたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。カムサムニダ!
祝福コメント(全文)
沖田修一監督
釜山での上映が、とても好評だったと聞きました。どうしても行けなかった僕は、東京からスマホの画面越しに、華やかなレッドカーペットを歩く、さとこさんたちを、ただただ眺めていました。それだけでも、嬉しかったのに、そこへ来て、今回の姫野さんの受賞!姫野さんが書いた夢物語のようで、なんだか現実味がなく、ポカンと口が半開きになってしまいます。さとこはいつもに関わったみんなで喜びを分かち合いたい気持ちです。姫野さん、本当におめでとうございます。
有村架純(西田沙都子役)
姫野さん、俳優賞受賞誠におめでとうございます。
初めてのお芝居がまるで嘘のように、瞬きするのが惜しいくらいに尊くて。
姫野さんの純度の高い瑞々しさが海を越えて届くことは必然だったように思います。
チームの一員として大変喜ばしい限りですし、
姫野さんに対し大きな拍手をお送りしたいです!
この度は、本当におめでとうございました。
石田ひかり(飯島里子役)
花春ちゃん。俳優賞おめでとうございます!
軽やかに国境を越え、素晴らしい俳優人生のスタートですね。
そして「さとこはいつも」が釜山で多くの方に支持をいただけたこと、出演者のひとりとして
本当に嬉しく思っています。花春ちゃん、沖田監督、本当におめでとうございます!
『さとこはいつも』は全国にて公開中。












