ベルリン、カンヌと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、最も歴史の古い映画祭である「ヴェネチア国際映画祭」。本作は、最高賞・金獅子賞を競うコンペティション部門に出品されている。日本映画としては、最高賞の金獅子賞に次ぐ、銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した2023年の濱口竜介監督作品『悪は存在しない』以来、3年ぶりのコンペティション部門への出品だ。
映画祭には是枝裕和監督、出演者の出口夏希、蒔田彩珠、七瀬ふうり、岡田六花が参加。ワールドプレミアとなる公式上映終了後、12分を超える熱狂的なスタンディングオベーションも起こった。
そして今回、公式独立賞(Collateral Award)が発表。ヴェネチア国際映画祭の公式ラインアップ作品を対象に、映画祭とは独立した団体や審査員が、それぞれの理念や視点から優れた作品を選出するアワードで、芸術表現や社会的・文化的なテーマ、次世代の視点など、それぞれ異なる基準から作品が選出される。
今回本作は、現代映画と多様な芸術表現との融合に光を当てる「シネマ&アーツ賞」の最優秀作品賞、人間の尊厳や社会正義、平和などの価値を豊かに表現した作品を顕彰する、世界カトリックコミュニケーション協会「SIGNIS」による「SIGNIS Award」(シグニス賞)、そして、18歳の若者たちで構成された審査員が、創造的な独立性や新世代に届く映画表現という視点から作品を選出する「CinemaSarà賞」の最優秀作品賞を受賞した。
なお、ヴェネチア国際映画祭は、現地時間9月12日夜(※日本時間13日)にクロージングセレモニーが予定されており、コンペティション部門の受賞結果が発表される。『ルックバック』は全国にて公開中。










