本作は、ロンドンの舞台公演で成功を収めた大物俳優・高瀬川玄(役所広司)が、パンデミックが明けて2年ぶりに帰国すると、世間からも家族からも完全に忘れられてしまっていたことから始まるヒューマンコメディ。
高瀬川が主役・リア王に挑み、スタンディングオベーションを浴びる栄光の瞬間からスタート。その直後、楽屋で周囲の反応を探り、承認欲求をさらけ出す様子も。そして、意気揚々と帰国するも、誰も自分のことを知らないという、現実が待っていた。
見どころは、役所が魅せる緩急様々に振り切った演技と怒涛の七変化。荘厳なリア王の姿から一転、ホームレス、コンカフェでの牛の被り物姿、通行人役のエキストラ、時代劇の火消しや斬られ役、毛皮コートに身を包んだコワモテ姿、さらにはサウナのバイトでピンクのポロシャツにタオルを巻き、アウフグースを行う熱波師まで、ゼロになり様々な場所でもがいて再び這い上がろうとする姿が観られる。さらに、賀来賢人、松山ケンイチ、江口のりこ、河合優実、濵田雅功、磯村勇斗、上川周作、吉田羊らが演じる、高瀬川と絡むキャラクターも次々と映し出される。またティーザーアートは、自信満々の笑みを見せる高瀬川のポスターをバックに、まるで別人のように憔悴した高瀬川が、ベンチに腰掛ける対照的な姿が収められた。これから始まる物語への想像力を膨らませる一枚となっている。
Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」は10月22日(木)世界独占配信。











