不登校になった私立小5年の娘と「登校しなさいバトル」を繰り広げた私は公立小学校教諭。やっと同僚に「娘が不登校で」と相談できるようになった | NewsCafe

不登校になった私立小5年の娘と「登校しなさいバトル」を繰り広げた私は公立小学校教諭。やっと同僚に「娘が不登校で」と相談できるようになった

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
不登校になった私立小5年の娘と「登校しなさいバトル」を繰り広げた私は公立小学校教諭。やっと同僚に「娘が不登校で」と相談できるようになった

オトナサローネの不登校記事読者の皆様に「現状いかがでしょうか?」と等身大の声を聞くシリーズの3回目は、関西在住のお母様・ももさんのお話です。

オンライン通話の画面越しにも伝わってくる、お母様の儚くも上品な雰囲気。しかし、インタビューがお子さんとのバトルにさしかかると、こんなにそっとお話をなさるお母様でも「腹の底からの声で怒る」シーンがあるの!?と驚く流れに。いやいや、それが育児ですよね、私たち、おつかれ。

ももさん 40歳 京都府在住。小5娘と2人暮らし。公立小学校の教諭として長年勤務しています。趣味は刺繍やソーイングなどの手芸と、ベランダガーデニング。多忙な合間を縫ってお花の植え替えにいそしんでいますが、今年は酷暑のあまりか枯れてしまう植物も多くて悲しいとのお話。

*プライバシーに配慮し一部を改変してお届けします。写真はイメージです。

【不登校の親なう】#3

不登校は小4の春から「少しずつ始まって」いきました。いまは少し持ち直しています

過分なご紹介をありがとうございます(笑)。私の娘は今年5年生になりました。不登校が始まったのは4年生からです。

不登校のきっかけは、4年生の春でした。4月、5月に「学校に行きたくない」と時折口にするようになったのですが、6、7月は持ち直して、一度も休みませんでした。そこから夏休み明けにまた時々言うようになって、だましだまし行かせていたのですが、冬休み前に週2、3回休むようになり、冬休みが明けたら全く行かなくなってしまいました。

最初のうちは具合が悪くなるというよりは、起きるのが嫌だという反抗のような感じでした。ただ、最初のころは起きてはいたんですが、「頭が痛い」と言っていて。それでも結構無理をしてでも行かせたりしているうちに、いつからか「起きられなくて行けない」という状態になりました。

行きたくない理由も、最初は「お腹が痛いだけ」「頭が痛いだけ」と言っていました。それにしては回数が多くておかしいなと思い、何度も聞いているうちに、同じクラスの男の子が結構乱暴で、その子が嫌だと少しずつ話すようになりました。学校の先生に聞いてみると、確かにそういうことがあったようですので、きっかけはそれだったのかなと思っています。

学校に行けなくなってから半年ほどで年度が替わり、クラス替えで先生も変わりました。新しい担任の先生はベテランで、不登校の子への働きかけを色々してくださる方なので、今は週2回くらい登校できています。といっても教室には入れないので、別室登校をしたり、カウンセラー室に行ったりしています。今年度に入ってからは休みながらも登校できる状態になりましたが、4年生の1月から3月ごろはほとんど行けませんでした。

小児科では「起立性調節障害かも?」と言われたけれど、決定的な治療法もないようで

起きられない状態が秋冬にずっと続いていた時に一度、小児科を受診したのですが、その時に「起立性調節障害(OD)かな」と言われました。

もともと寝起きがあまりよくなかったので、学校へ行きたくなくて起きないのかなと思っていたのですが、それにしてもひどいと思い、自分で調べたところODに当てはまったので受診しました。ですが、1回目の受診は普通に元気な日に行ったところ、「元気な時だとわかりにくいので、しんどい日にすぐ来てほしい」と。次に、朝起きられなかった日の午前中に急いで連れて行ったところ、血圧が低く、そこで診断されました。

その時には漢方薬をいただきました。「朝起きやすくなる程度の薬ですから試してみてください」と言われて何日か飲んだのですが、本人が「気持ち悪い気がする」と言い出して。本当かどうかはわからないのですが、やめてしまいました。それから病院には行っていません。

この夏休みは時間もあり、本人にも「朝起きたい」という気持ちが出てきたので、もう一度受診してみようかなと思っています。なのですが、ODの専門外来も少なくて、電話しても1~2か月待ちは当たり前のようで、思うように受診できません。書籍によればODには生活指導や睡眠記録指導があることも多いようですが、小児科での1回目受診では指導はありませんでした。なのでもう一度小児科に行って詳しく聞いてみようかなとも思っています。

朝起きないことで、ここまで親子バトルが起きるとは想像していなかった…

冬のころには朝起こそうとすると癇癪を起こし、怒鳴り合いになる時期がありました。もう本当に、毎日朝から大喧嘩。「起きない」「学校を休む」とは自分からは言わないのが困りどころで、はっきり「休む」「行かない」と言ってくれれば私も放っておいて出勤できるのですが、行くかもしれないなら起こして準備させなきゃ、でも起きられない。冬なのに朝から汗だくになって引っ張ったりして、心底大変でした。

途中で私が諦めました。「このまま毎朝バトルを続けてもどちらも得をしない」と。起こして行かせる試みはほとんど実らず、自分の仕事にも遅れそうになるし、子どもにとってもマイナスにしかならない。

なのに「今日は休ませます」と学校に連絡を入れると、とたんにパタッと、ケロッとして、しかも本人はこうした朝のことを覚えていないんです。これは単なる寝起きの悪さではなく、娘本人のありかたとは何かが違う状態が起きている、怒っても仕方がないんだな、と思うようになりました。時間はかかりましたが、そう思ってからは、無理に起こしたり行かせようとするのは諦めて、休んでもいいかと思えるようになりました。

この時期は帰宅後の夜も大喧嘩でした。「学校に行っていなくても宿題くらいはやってほしい」、でも昼間は一人では全くやらないので、夜私が帰宅してからまたバトルしながらやらせるのです。本人にとってはすごく嫌なことをさせられていたので、朝も夜も大喧嘩。本当に疲労困憊した時期でした。我が家はシングルなので、私が一人で娘に向き合っており、だから余計に煮詰まったのかもしれません。

つづき>>>不登校の娘はずっと家にいて何もしない。バトルにほとほと疲れたけれど、何も言わないで置いてもおけない


《OTONA SALONE》

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