【Netflix「ガス人間」UTAを直撃】鮮烈俳優デビューの裏側 情報解禁まで3年――人生を「全て変えた」覚悟 | NewsCafe

【Netflix「ガス人間」UTAを直撃】鮮烈俳優デビューの裏側 情報解禁まで3年――人生を「全て変えた」覚悟

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じたUTA(C)モデルプレス
【モデルプレス=2026/07/16】なぜ我々は、未曾有の恐怖をもたらす【ガス人間】にどこか惹きつけられてしまうのか。Netflix「ガス人間」(7月2日より配信中)で異様な存在感を放ち、物語を牽引しているのは、本作が俳優デビューとなるUTA(うた/28)だ。

情報解禁まで実に3年。厚いベールに包まれた期間を経て、満を持して世に放たれた大型新人が本作に懸けた想い。「自分の人生はガラっと変わりました。全て変えました」――未経験の世界へ身を投じた彼の覚悟は凄まじい。配信後の今だからこそ明かせる貴重な裏話をたっぷりと聞いた。<※作品内容のネタバレあり>

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◆Netflix「ガス人間」

本作は1960年に公開された東宝の伝説的特撮映画「ガス人間第一号」(監督:本多猪四郎、脚本:木村武)を原作としながら、日韓トップクリエイターの手によって現代の視点で再構築された、完全オリジナルストーリーのリブート作品。物語の始まりは、生放送中のテレビ番組で起きた、人間が突如として膨張し爆死するという未曾有の殺人事件。犯人は、自らの身体を自在にガスへと変化させ、あらゆる障壁をすり抜ける【ガス人間】だった。彼による連続予告殺人は、警察の包囲網を嘲笑うかのように、実体を持たぬ恐怖とともに社会を静かに侵食していく。

主人公の刑事に小栗旬、記者に蒼井優、動画配信者として広瀬すずと林遣都、元ヤクザの上場企業社長を竹野内豊と、豪華キャストが集結。そして作品の鍵となる【ガス人間】を演じたのが、「色のついていない真っ新な役者」として白羽の矢が立ったUTA。得体の知れない不気味さ・圧倒的な存在感で、視聴者を恐怖と高揚感の渦へと誘う。

◆UTA「ガス人間」解禁まで約3年「待ちに待った日が訪れて本当に幸せ」

― 今作への出演が決まったとき、率直にどのような感情が湧き上がりましたか?

UTA:とにかく嬉しかったです。その一言に尽きますが、顔合わせやオーディションを通して「やっと決まった」というホッとした部分と、「まだこれからだ」「これから始まるんだ」という両方の気持ちがあって、まだ実感が湧きませんでした。

― オーディションというのは?

UTA:演技が初めてだったので、オーディション形式みたいな感じで顔合わせをして「果たして演技ができるのか」というところから始まっていきました。緊張はしましたが、レッスンや撮影を通して徐々に慣れていきました。素直に心から嬉しかった一方で、「本当に自分でいいのかな」という不安やプレッシャーを最初に感じることもありました。

― 先に小栗さんや蒼井さんの出演が発表され「ガス人間役は誰だ」と注目が集まってから、満を持してUTAさんの出演発表となりました。情報解禁の時点でものすごく反響があったかと思いますが、いかがでしたか?

UTA:それまで誰にも言ってなかったので…(笑)。チーム(UTAの周囲のスタッフ)と家族くらいしか知らなかったので、友達もびっくりしていました。このお話を頂いてからもう3年くらい経つので、自分も3年間ずっとウズウズしてはいましたが、やっと待ちに待った日が訪れて本当に幸せです。やっといろいろみんなに言えると(笑)。

― 情報解禁後は、SNSでも活発にキャストの方の投稿にコメントを残されたり、ストーリーでシェアされたりしていますよね。

UTA:今はSNSの時代なので、自分もできるだけ宣伝しようと思っています。僕のアカウントは海外の友達も見ているので、そういう友達にも届けばいいなという気持ちで積極的に宣伝しています。

◆ガス人間の過去「共感できるようなキャラクターに」

― レンとしての過去が明らかになることで、より視聴者が作品に引き込まれていったと思います。ガス人間としての現在、レンとしての過去…1人の人間の全く異なる姿を演じる中で意識されていたことは?

UTA:ある意味全く別のキャラクターを演じていたので、ガス人間はできるだけ怖く、異様感もありつつ、「一体何者なのか」という得体の知れない人物のような雰囲気を出そうと思っていました。その一方で、レンは本当に優しくて、ちょっと子どもっぽい部分があるキャラクター。片山(慎三)監督とずっと話していたことでもあるのですが、レンを作り上げていく上で、観ている側も共感できるようなキャラクターにしたいと思っていて。最後の方になってくると、どちらかというと「ガス人間を応援したい」という気持ちも生まれてくる。なので、レンとガス人間のギャップを作ることを一番大事にしていました。

― 余白を残すようなラストも印象的でした。UTAさんはあの物語の“その後”について、どのように考えていますか?

UTA:理想を言えばシーズン2をやってもらいたいですけど(笑)。その後どうなるのかというのは僕もすごく考えたのですが、そこは観た方がそれぞれに感じ取ってもらえたらいいかなと思います。でも、シーズン2はぜひお願いしたいです(笑)。

◆小栗旬からクランクイン前にもらった言葉

― 共演者の方々の中で、特にUTAさんが影響を受けた方は?

UTA:今回が初めての現場だったので、誰か特定の方に影響を受けたというよりは、全てが学びで毎日勉強会みたいな感じでした。キャストだけではなく、現場の雰囲気やスタッフさんの動き方なども全部吸収しようとしていました。

― 作品に携わった人からの言葉で、UTAさんが「この言葉に助けられた」と感じたものがあれば教えてください。

UTA:撮影に入る前に小栗さんや監督、プロデューサーたちと食事をしたのですが、レンを演じるときの感情の動かし方について、小栗さんに「何かアドバイスをいただけませんか?」「小栗さんはそういうとき、どうやって演じているんですか?」と直接聞いたんです。そうしたら「感情を動かすシーンにおいて、新しく入ってくる俳優さんは無理矢理込み上げさせようとすることがある。でも自分は、現場に入ったその日の雰囲気でそのシーンの相手と対面したときに、キャラクターとしてというより、いち人間として感じたものや降りてくる感情を大事にして、それを信用してシーンの中で動いていく」とおっしゃっていて。

これは演技レッスンを通して学んでいったことでもありますし、まだまだ自分には足りない部分なのですが、その一言を聞いてすごくホッとしました。もっと作り上げてから現場に行っているのかなと想像していたので、現場で作り上げていくこともあるんだなと思えたというか。すごく感謝しています。

◆UTA、“未知な世界”の俳優業へ

― 今作でUTAさんを知る方も多いかと思います。改めて俳優デビューしようと思ったきっかけから教えてください。

UTA:家族のバックグラウンドもあるとは思いますが、実は僕は小さい頃からずっとバスケ一筋でやってきたので、この世界は近いようで近くなかったんです。もちろん子どものときから家族の仕事はわかっていましたし、間近で見てはいましたが、俳優業というものを勉強していたわけではないので、自分の中ではとても未知な世界でした。

ここ数年モデルをやっていく中で「また新しい表現の仕方に挑戦してみたい」と思い、過去には別の、主に海外作品のオーディションを受けたこともあります。でもそのときは俳優に対しての興味もそこまでなくて、本当にこの「ガス人間」をきっかけに「これから新しく俳優にも挑戦していきたい」という想いが芽生えました。

― ご家族のお話も出ましたが、バックグラウンドによる周囲からの見られ方や期待に対してプレッシャーを感じることはありますか?

UTA:良いプレッシャーは感じますが、重い感じではなく、「親を超えないと」みたいなことも一切思っていません。家族はすごく自由に僕を育ててくれたので、そういった変なプレッシャーのようなものは小さい頃からなかったです。今回も芸能界の先輩としてではなく、家族として応援してくれている感じでした。よくそういうふうに見られがちではありますが、自分は自分なので、自分の道を切り拓いていければと考えています。

― 今回の俳優デビューを経て、今後挑戦してみたいことや計画していることはありますか?

UTA:計画についてまだ何か言えることはないのですが、自分が生まれ育った日本で俳優デビューをしたという意味では、この邦画の世界の中で自分の名前や俳優としてのイメージを広げていきたいですし、先輩たちに追いつきたい。どんどん挑戦していきたい気持ちでいっぱいなので、今はたくさんのことを吸収しながらいろいろやっていきたいです。

今、日本の若手の俳優さんはすごくお芝居が素敵な方が多いですし、友達に俳優をやっている仲間もいて。そういう友達を見ていると、ライバル視ではないのですが競争心が湧くというか、「そこに追いつかないと」と思います。僕は遅くスタートした方なので、そういったところからも刺激をもらってレベルアップしていければと思っています。

◆UTAの夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追いかけている読者に向けて、UTAさんが思う“夢を叶える秘訣”をお伺いしたいです。今回の「ガス人間」出演決定も当てはまるかもしれませんが、夢が叶ったときに「思い返したら、こういうことをやっていたな」ということはありますか?

UTA:「ガス人間」が決まってからの自分の人生はガラっと変わりました。全て変えました。ルーティーンから変えて、早く寝る、早く起きる。本当に単純です。早寝早起きをして、トレーニングをして、毎日自炊して、体作りをして。そして、空いている時間でこの作品の勉強をして。半年ぐらい毎日そういう生活をしていました。普段はお酒を飲むこともすごく好きなのですが、その期間は一切飲まなかったです。

でもこのようなルーティーン生活は初めてではなく、バスケをやっていた時代をちょっと思い返したりして。当時は朝から練習に行って、大学の授業に出て、また自主練に戻って、夜にトレーニング、その繰り返しを高校のときから毎日続けていたので、「こんなことやってたな」と思い出しました。今回はそういう懐かしさも感じながら、良い意味ですごく充実させることができて、すごく良い状態で撮影にチャレンジできた日々でした。なので今夢を追っている人へ伝えられる“夢を叶える秘訣”としては、準備期間や、夢に向かっているときの自分の佇まい・姿勢を大事にすることかなと思います。

― 夢が叶うまでの道のりを逆算して行動していくようなイメージですか?

UTA:逆算してもいいですし、僕がバスケをやっていたときは、本当に小さいことでもいいので毎週・毎月といった間隔でゴールをセットして、それにたどり着けるようにしていました。例えばある技術を身につけるとか、シュートを何本決めるとか、そういう細かいことです。それをやりながら「いかに楽しめるか」というルーティーンを築き上げれば上手くいくのではないかなと思うので、みなさんにもそれを大事にしてほしいと伝えたいです。

― 貴重なお話をありがとうございました。

◆インタビューこぼれ話

配信記念イベントを同日に控え、気合に満ちた状態で取材に応じてくれたUTA。合間にポロリと明かした「この日のために3キロ減量した」という裏話からは、彼が本作に懸けてきた覚悟とプロ意識の高さが鮮明にうかがえた。

圧倒的なオーラを放つ一方で、その振る舞いは驚くほど謙虚。入退室の際にはスタッフ陣へ丁寧に挨拶し、撮影中ふいに照れ笑いを浮かべるチャーミングな場面も。ストイックさと等身大のピュアさを併せ持つ、底知れぬ魅力。ここから始まる俳優・UTAの輝かしい未来に、期待が高まるばかりだ。(modelpress編集部)

◆UTA(うた)プロフィール

1997年10月1日生まれ、東京都出身。幼少からインターナショナルスクールで学び、中学時代はスイスへ留学。高校から米国へ渡り、大学でバスケットボールチームに所属し精力的に活動。2018年、フランスのモデルエイジェンシーSUCCESSと契約し、パリ・ファッション・ウィークにてランウェイデビュー。東京を中心にミラノ、ロンドン、ニューヨークでもモデルとして活躍中。Netflixシリーズ「ガス人間」で俳優デビュー。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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