
新しいメイクコスメを買ったのはいつですか?10年前と同じステップでメイクをしていませんか?もちろん、同じコスメを使うのも同じメイクを続けるのも悪いことではありません。ですが、変わった自分と時代に合わせ、お洋服と同じでアップデ―トは肝心です。前回のスキンケアと同様に、メイクについて昭和の時代を振り返りながら、等身大のエイジングケアにも詳しい私、植松晃士がアドバイスをお届けします。
【植松晃士のエイジレス・ビューティ#10】後編
◆シミやくすみを、ファンデを重ねて隠していませんか?
シミやくすみを隠したいから、とお面顔になっていない?
どんな人も若い頃の肌のままとはいきません。シミがあるから、くすみが気になるからとカバー力の高いファンデーションに、お粉までつけていませんか?そのお肌にハイライトやチークを使わないと平面的でお面のような肌印象になってしまいます。このままでは古い顔です。
昨今はシアーな仕上がりが主流。なんのこっちゃ?と思う方もいるかもしれませんが、透明感のある、塗った感がないメイクです。シミやくすみは、あらかじめコンシーラーで消しておけば、薄づきのウォータリーファンデでも十分です。チークとハイライトも忘れずに。立体的で自然な印影のある肌になりますし、シミやくすみも目立ちにくくなります。
◆昔は「日焼けをするためのコスメ」が人気だった⁉
真っ黒大賞を取ったけれど、今は紫外線対策も忘れないで!

紫外線が悪いもの、という概念も昭和時代の人にしてみれば新しいものでした。だって、小学生の頃は日焼けが健康にいい、とばかりに真っ黒になっていましたから。数多くの化粧品メーカーも、真っ黒な肌のイメージガールをCMに登場させていました。バブルの頃くらいまでは、お休みは海外リゾートが定番で、とにかく「日焼け」自慢をしていたくらい。ドラッグストア(昔は薬局といってましたけど)の店頭には、日焼けするための商品がたくさん並んだものです。
その習性がまだ続いている大人世代は、紫外線対策をおろそかにしている人も多いかも。晴れていたり、長時間外に遊びに行くときはUVケアアイテムを使うけれど、それ以外は使わないという人もいるのではないでしょうか。UVケアは365日がお約束です。
◆新しいことを取り入れることと自分らしさって?
世の中の動きに合わせて、自分の正解を見つけて
まだこの先も新しいことが増えていきますから、われわれ大人世代も常にアンテナを張って情報を更新していかなくちゃいけません。ただ、世の中がそうだからそれに倣うの? シャクだわ、と思う方もいます。自分にとっての正解は何か。昔のままでいるのは得はしませんが、なんでもかんでも取り入れることもない。世の中の動きに合わせつつ、自分を表現する。つまり迎合しているようで、その中で自分らしさを保つのがいいと思います。
ガンコでいると何も変わりません。とりあえず、やってみてから決めてもいいのではないでしょうか。スキンケアでもメイクでも、自分に合うものを見つけるのが正解です。コスメは確実に扱いやすく進歩していますから、トライしてみるのもいいと思います。今まで長い人生、長いものに巻かれてきたじゃないですか。この先も時には長いものに巻かれてみてはいかがでしょう?
取材・文/中尾 慧里
この記事の前編>>「へちまコロン」「うぐいすのフン」……。懐かしの優秀コスメと現代のスキンケアの常識【40代・50代の美容アドバイス】




