本作で描かれるのは、年齢も、育った環境も異なる、3人の「さとこ」という女性たち。
今回新キャストとして解禁されたのは、有村演じる35歳の西田沙都子の人生を引き止め、そして再び動かす<スイッチ>となる2人を演じるオダギリジョーと青木柚。
沙都子は宣伝プロデューサーとして、担当する韓国映画の日本版ポスター制作&キャッチコピーの一行を巡り、社長の松永(川瀬陽太)や先輩・工藤(島田桃衣)、そして後輩アシスタント・北島(中井友望)と意見が食い違い、日々モヤモヤを募らせていた。
そんなある日、沙都子と同じく韓国カルチャーが大好きだという新入社員・嶋(青木)が宣伝部にやってくる…。
一方、私生活では、印刷会社の営業・村本(オダギリ)との不倫関係が6年目を越え、倦怠期に突入。ある日曜日、束の間の“幸せタイム”を過ごしたあと、本来なら泊まっていくはずだった村本は、妻からの連絡を受け、そそくさと帰ってしまう。そんな中、ひとり部屋に取り残された沙都子がしばらくして、ふと窓の外に視線を向けると、こちらを覗き込む不審な女性の姿が。驚いて目を見開く沙都子。女性もまた、じっと彼女を見つめ返している――その女性は、村本の妻(中村優子)。手には鋭利な刃物を持っていて…!?
沙都子との6年に及ぶ不倫関係を続けるという、ろくでなしながらも、どこか憎めない印刷会社の営業担当を演じるオダギリジョー。
カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された『アカルイミライ』で映画初主演を果たして以降、作家性や芸術性を重視した作品選びで唯一無二のスタイルを確立。自身の初長編監督作『ある船頭の話』はその年のヴェネチア国際映画祭に選出されたほか、自ら企画したNHKドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」では脚本・演出・編集・出演も担当し、カルト的な人気を獲得。
近年も主演・共同プロデューサー作品『夏の砂の上』や、中野量太監督『兄を持ち運べるサイズに』ほか、出演最新作『黒牢城』が6月19日(金)公開を控えている。
沖田組初参加となるオダギリは、本作で意味深に登場する“イカの塩辛”について言及しつつ、「沖田監督は独特なユーモアも持って、それぞれの『さとこ』と『塩辛』を優しく見つめている」とコメントを寄せる。また、沙都子が働く映画配給会社に新入社員として入社、宣伝部で沙都子と共に働くことになる天真爛漫な後輩社員・嶋雄介役を演じるのが、青木柚。
映画『14の夜』で2016年にデビュー後、『うみべの女の子』(W主演)で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞にノミネート、『まなみ100%』(W主演)ほか、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」から「じゃあ、あんたが作ってみろよ」、『秒速5センチメートル』など話題作に出演。
2026年は、『NEW GROUP』『マジカル・シークレット・ツアー』『ブルーロック』など公開待機作多数、いま最も注目を集める若手俳優のひとりだ。
「沖田監督の映画は自分にとって特別なもの」と語る青木は、【自分の物語を書く】という本作について「言葉にできないくらいキラキラした巡り合わせや、うまく笑えなかった頃。忘れてやらないぞ、と携帯のフォルダにメモしたものの、見返すのはやっぱり恥ずかしいのです」「でも、『さとこはいつも』を観て、いつか軽やかに物語にできたらなと、ちょっぴり思いました」と等身大の言葉を綴っている。
コメント全文オダギリジョー:村本健吾
この映画の人たちは、おおよそ『塩辛』が好きだ。
海外の観客は、『なんてグロいものを食べてるんだ…』と震え上がるんじゃなかろうか…。
…まぁそんな事はいいとして。
それぞれの『さとこ』は、それぞれに向き合う現実があり、何かに背中を押されて、それぞれの物語を綴り始める。
『誰でも一冊なら、自分の本が書ける』
沖田監督は独特なユーモアも持って、それぞれの『さとこ』と『塩辛』を優しく見つめている。
青木柚:嶋雄介
自分を通りすぎていった、あれやこれ。ふとした時にまあまあ面白いかもと思うことがあります。
言葉にできないくらいキラキラした巡り合わせや、うまく笑えなかった頃。
忘れてやらないぞ、と携帯のフォルダにメモしたものの、見返すのはやっぱり恥ずかしいのです。
でも、「さとこはいつも」を観て、いつか軽やかに物語にできたらなと、ちょっぴり思いました。
沖田監督の映画は自分にとって特別なものです。
『さとこはいつも』は9月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。







