北村匠海&吉沢亮&横浜流星が男優賞を受賞!「素晴らしい二人とこの場に立ててうれしい」 | NewsCafe

北村匠海&吉沢亮&横浜流星が男優賞を受賞!「素晴らしい二人とこの場に立ててうれしい」

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「第35回 日本映画批評家大賞」授賞式典が6月1日(月)に東京国際フォーラムで開催され、北村匠海(『愚か者の身分』)と吉沢亮が主演男優賞(『国宝』)、岸井ゆきの(『佐藤さんと佐藤さん』)が主演女優賞、横浜流星(『国宝』)が助演男優賞、二階堂ふみ(『遠い山なみの光』)が助演女優賞を受賞し、喜びを語った。

水野晴郎が発起人となり、淀川長治、小森和子ら映画評論家の提唱で設立され、今年で35回目を迎える同賞。最多4部門での受賞となったのは北村が主演男優賞を受賞した『愚か者の身分』で、作品賞、永田琴が監督賞、林裕太が新人男優賞を受賞する快挙となった。また、2025年邦画界の顔となった『国宝』では、吉沢・横浜のほか、ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)として田中泯が受賞した。

『愚か者の身分』で主演男優賞を受賞した北村は、目を覆う演技を映画の中盤から課せられ、豊かに表現した。北村は「僕が芝居で一番大事にしているのが、目の芝居です。オファーをまずいただいたとき、見えない先を知りたいと思って受けました。撮影のときも物理的に見えない生活をしていて、新たに芽生えた芝居の境地もありました。自分が一番大事にしているものを捨てて、初めて見つけたものがありました」と実感をもって演じた役への愛を見せる。共演した綾野剛、ならびにこの日新人男優賞を受賞した林について、北村は「綾野剛という役者は、僕の中では化け物じみてきた印象です。役者という魂が血として常に流れている先輩。僕は恐ろしさを感じつつ尊敬もあり、必ずいつかまた共演したいです。(林について)自分が何を残せるかを考えられるようにしてくれた存在が、裕太だった。一緒にこの場に立ててうれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。

同じく主演男優賞を受賞したのは『国宝』の吉沢。北村の登壇後に登場した吉沢は、「流星と友達の匠海もいて。さっき(北村が)すっごいいいスピーチをしていたから、やめてくれよ、次の僕のことを考えてくれよと思った(笑)。素晴らしい二人とこの場に立てて非常にうれしく思います」と、冗談交じりで挨拶。昨年の6月に公開され、いまだに公開が続いている状況については、「僕自身が信じられず。皆様に感謝しかないです。どの現場に行っても『国宝』の話をしてくださる。こんな経験は今までなかったので、すごい現象が起きているなと日々実感しています」と語っていた。

一方、『佐藤さんと佐藤さん』で主演女優賞を受賞したのは岸井。カップルから夫婦になった二人の15年を見せる映画において、岸井はセリフの的確さを披露した。演じるために意識したことを聞かれると、岸井は「どんどん年を重ねていく変化を見せていくのをどうしようと思ったとき、カップルから始まって子供が生まれて、自然と会話も変わると思いました。その歴史をそのときでいったん止めるというか、時間・時間で歴史をうまく感じるといいますか。最初~最後まで流れでいけないツギハギみたいなものを、より濃くしていきたいなと感じながらやっていました」と、丁寧に感情を乗せて表現していったことを明かしてくれた。

さらに『国宝』で助演男優賞を受賞した横浜は、撮影を振り返り「助演とは何かを考え向き合い続けた1年でした。このように評価をいただけて、とてもうれしく報われたような思いです」と喜びをにじませた。歌舞伎の世界を舞台にした本作の大ヒットにより、歌舞伎に足を運ぶ人も増えたという。横浜は、「『国宝』が公開されて歌舞伎に足を運ばれる方がたくさんいたことは、一つ自分の責務を全うできたかなと思いました。共演した歌舞伎役者の方からも“『国宝』の公開があったので歌舞伎の世界の興行も少し変わった”という言葉をいただけて、すごくうれしいことだなと思いました。逆も然りで、歌舞伎の方々も映画館に足を運んでいただいたと思っていて、相乗効果が生まれたのは作り手としてこの上ない幸せなことだなと思いました」と感謝を口にしていた。

受賞結果は以下の通り。

◆作品賞:『愚か者の身分』(永田琴監督)

◆監督賞:永田琴監督『愚か者の身分』

◆主演男優賞:北村匠海『愚か者の身分』/吉沢亮『国宝』

◆主演女優賞:岸井ゆきの『佐藤さんと佐藤さん』

◆助演男優賞:横浜流星『国宝』

◆助演女優賞:二階堂ふみ『遠い山なみの光』

◆ドキュメンタリー賞:『みらいのうた』(エリザベス宮地監督)

◆アニメーション作品賞:『ChaO』(青木康浩監督)

◆新人監督賞:小島央大監督『火の華』

◆新人男優賞(南俊子賞):林裕太『愚か者の身分』

◆新人女優賞(小森和子賞):南琴奈『ミーツ・ザ・ワールド』

◆脚本賞:熊谷まどか・天野千尋『佐藤さんと佐藤さん』

◆編集賞(浦岡敬一賞):大川景子『旅と日々』

◆松永文庫賞(特別賞):NPO 法人メディア・アクセス・サポートセンター

◆ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):田中泯『国宝』

◆ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):長塚京三『敵』
《シネマカフェ編集部》

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