今回解禁された本編映像は、主人公イニョン(イ・レ)が通う薬局のベンチで、薬剤師ドンウク(ソン・ソック)と並んで座りながら会話をする印象的なシーン。
いつも笑顔を絶やさず、明るい雰囲気を纏うイニョンだが、芸術団の団員からの心ない嫌がらせについに笑顔をなくしてしまう。ドンウクは「今までこの薬を飲んだ子はみんな笑った。俺もたまに」と語りかけながら、ユニコーンの絵が描かれたお菓子を差し出す。
しかし、そのお菓子を見つめながらも黙り込んだままのイニョン。ドンウクが「気に入らない?」と心配そうに見つめると、彼女の瞳から大きな涙があふれ出す。
怒り交じりに「どうしてこのタイミングに…。小さい頃、具合が悪いとママもこれをくれた」と、亡き母との記憶を思い出し、「勝手に分かったフリしないで!おじさんがこれをくれるからママを思い出しちゃった」とドンウクに悲しさをぶつける。「最後の日も“ごめんね”って言えなかった」と、抑えていた感情と後悔があふれ出し、声を上げて号泣するイニョン。そんなイニョンの隣で、ドンウクは何も言わず、ただ静かに寄り添い続ける。優しいまなざしでイニョンを見守る姿が感動的なワンシーンとなっている。
ソン・ソック、心を癒す薬剤師役は監督からの直々オファー韓国を代表するカメレオン俳優といえるソン・ソックは、ドラマ「私の解放日誌」「恋愛体質~30歳になれば大丈夫~」、映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』『恋愛の抜けたロマンス』といった作品で一躍注目を集め、リアリティあふれる演技と唯一無二の存在感で高い人気を得ている。
キム・ヘヨン監督はドンウクというキャラクターが生まれた経緯について、「些細な問題で近所の薬局によく通っていましたが、ふと本当の癒しは“心の薬”だという思いが浮かびました。ドンウクがイニョンに与える本当の薬は、“笑い”と“待つこと”、そして“慰め”だと思います」と自身の経験からできたものであることを明かした。ソン・ソックを薦めたのは監督で、なんと自ら彼に電話でオファーしたそう。
ソン・ソックの演技について監督は、「独特のリズム感を持っていて、限りなく幼稚にもなれるし、ウィットに富んだ演技もできる素晴らしい俳優です。多様な姿を持っている彼ならこの役にぴったりだと思いました」と語っている。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』は4月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開中。







