2026年3月6日(金)、2026年度(令和8年度)京都府公立高等学校入学者選抜における中期選抜が実施された。2026年3月4日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,048人に対し、志願者数5,160人で、倍率は0.85倍だった。 リセマムでは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。京都府 中期選抜<理科>講評(京進 提供)大問1 無脊椎動物(生物) 〔標準〕大問2 ダニエル電池(化学) 〔標準〕大問3 マグマと火山(地学) 〔標準〕大問4 磁界の変化と電流(物理)〔やや易〕大問5 水蒸気量と湿度(地学) 〔標準~やや難〕大問6 浮力(物理) 〔標準~やや難〕大問7 有性生殖(生物) 〔やや易〕大問8 酸化銅の還元(化学) 〔標準〕 昨年度に引き続き、生物・化学・物理・地学の4分野から大問が2題ずつ、各10点の配点で出題された。昨年度と比較するとやや難化傾向にあるものの、一昨年度と比較すると同程度の難度である。 大問1から大問4、および大問7は知識を重視した問題構成であった。これらは検査4全体の6割を占めているため、ここでいかに失点を防げるかが鍵を握る。一方で、大問2のダニエル電池の仕組みや、大問3の有色鉱物の割合とマグマの粘り気の関係など、基礎知識がしっかりと定着していなければ解けない問題も多く、苦戦した受験生も少なくなかったと思われる。 大問5、大問6、大問8に関しては、実験結果をもとに考察する思考力が問われた。内容は標準レベルであったが、資料の読み取りや計算などを素早く処理する必要があった。特に大問5(2)では、湿度を求めるだけでなく、気温と飽和水蒸気量の関係も考慮して正解を導く必要があり、複雑な処理を要する問題も見られた。 すべての大問で実験や観察が取り扱われていたが、題材自体は教科書や問題集でよく目にするものであった。今後の対策として、知識分野に関しては、図や表を用いて関連事項を整理しながら学習すべきである。典型的な実験や観察については、方法や目的を単に暗記するだけではなく、「なぜそうなるのか」という理由や原理まで深く理解しておくことが重要だ。 このレポートは2026年3月6日(金)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。協力:京進