「インフルBに感染したかも?」「発熱外来大混雑、予約とれない!」自宅で抗原検査キットを使う場合の意外な盲点を聞きました | NewsCafe

「インフルBに感染したかも?」「発熱外来大混雑、予約とれない!」自宅で抗原検査キットを使う場合の意外な盲点を聞きました

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「インフルBに感染したかも?」「発熱外来大混雑、予約とれない!」自宅で抗原検査キットを使う場合の意外な盲点を聞きました

2月5日、東京都はインフルエンザ患者報告数が警報基準を超えたと発表しました。今シーズン2回目の警報です。2月15日までの報告数(図1)ではピークを越えつつあるようですが、依然として高い水準であることは間違いありません。

(図1)定点医療機関当たり患者報告数  2026年2月15日(第7週)まで

そんな中、「あってよかった」の声が集まるのが、ドラッグストアで入手できる、新型コロナとインフルエンザA型B型、両方のチェックができる検査キットです。昨年夏このキットを発売した大正製薬に、意外に知らない使い方を聞きました。

大正製薬株式会社 マーケティング本部 ブランドマネジメント部 内服グループ 吉留翔さん

薬剤師さんが在籍しているドラッグストアで購入できます

一般用SARSコロナウイルス抗原・インフルエンザウイルス抗原キット「Panbio COVID-19/Flu A&B パネル(一般用)」 第1類医薬品(一般検査薬)1980円/大正製薬 *アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社製

大正製薬は昨年夏、新型コロナウイルスとインフルエンザA/Bがチェックできるキットを発売しました。今すぐ使いたいというときはどこで購入できるのでしょうか?

「弊社の製品は『第1類医薬品』と呼ばれるもので、薬剤師が在籍している薬局・ドラッグストアで購入可能です」(吉留さん)

どのように検査するキットなのでしょうか。使い方は難しいですか?

「新型コロナウイルスとインフルエンザ、どちらの検査にも鼻腔ぬぐい液を使用するタイプです。左右の鼻の孔に5回転ずつ滅菌綿棒を挿入してぬぐい、溶液に漬けて待つというもの。自宅にいながらにして簡便に15分で検査が終了するのが特徴です」(吉留さん)

鼻に綿棒を入れて回転させるのですね。はじめて使う人でも無理なく使えそうでしょうか?

「イラストで説明した使い方の図が入っていますのでご安心ください。また、ご家庭で利用するものですので、家庭内での感染リスクを低減する工夫も凝らしています。外箱は容器を立てたまま静置できる構造です。鼻腔をぬぐった綿棒も真ん中で2つに折れるので、付属のチャックつき袋に入れて衛生的に廃棄できます」(吉留さん)

このキットで陽性になった場合、インフルエンザだと判断していいのでしょうか。

セルフチェックとしてご使用いただき、陽性が出たら自治体からの案内に従って医療機関を受診してください。また、発症からの経過時間で検査キットの反応は変化し得ますので、症状が出てから本キットを使用するまでの時間を記録し、受診時にキットの結果と併せて医師にお伝えください」(吉留さん)

なるほど、診断は医師にしかできないため、検査の結果で診断とはならない点は予め理解しておくべきですね。

家庭用の抗原検査キットはどのようなシーンで役に立つ?

神奈川県公式サイト/クリックで拡大

たとえば自治体のサイトで「ご家庭に抗原検査キットを常備しましょう」と推奨されているケースがあります。上記は神奈川県ですが、なぜなのでしょうか?

「お子さんが発熱、慌てて病院に連れていったけれども陰性だった。いったん帰宅したけれどやはり様子がおかしいのでもう一度連れて行ったら今度は陽性になった。そんな話をよく耳にすると思います。潜伏期間があるため仕方がないのですが、体調の悪いお子さんを病院に何度も連れて行くのは本当に大変なことだと思います。ご家庭に抗原検査キットを2つ3つ用意しておき、まずはチェックしてみて陰性ならしばらく様子見、もう1回検査して陽性だったら病院へというような使い方ができると思います」(吉留さん)

なるほど、家族の誰かが感染した場合、家庭内で感染が広がっていないかの確認に役立てることもできますね。また、大人ならばわざわざ受診して診断を受けなくても、「感染している可能性があるので在宅します」と自己判断で在宅勤務に変更することができるでしょうから、そうした面でも「自分で検査できる」ことにはメリットがありそうです。

従来は新型コロナウイルスだけ検査できるキットを発売していた大正製薬が、インフルエンザも検査できるキットを新たに発売した理由は何なのでしょうか?

「新型コロナとインフルエンザはどちらも症状が発熱性で似ていること、昨今は同時に流行する傾向があるので『どちらにり患したのかわからない、両方検査できないか』という声を多々お寄せいただいていました。25年7月に発売したのが本品です」(吉留さん)

昨年末にインフルエンザA型が、年明けからB型がと、2回も大流行するシーズンになりました。キットの供給はじゅうぶんなのでしょうか?

「弊社は昨夏はじめてインフルエンザ対応の製品をリリースしましたので、この冬が初のシーズンです。例年よりも1か月以上早く流行が始まったため、当初は驚きました。製造社さん、小売り各社さんと連携しながら、12月出荷予定分を前倒しにするなどで需要に応じた出荷を続けましたので、欲しいと思った瞬間に品切れということはほぼ起こさずに推移しています」(吉留さん)

現在まだまだB型が大流行していますが、引き続き、近隣の薬剤師さん在籍のドラッグストア、薬局店頭に行けば入手可能ということですね。

「はい、市場にはじゅうぶんに在庫がありますが、たまたま店舗に在庫がないということも考えられますから、ご体調が悪い中買いに行かれる場合は念のためお電話で確認してからのお出かけをお勧めしています」(吉留さん)

特に連休中は近隣のクリニックが予想外に大混雑したり、休日診療の当番医が自宅から遠かったりと、普段通りの受診ができない可能性もあります。まずはこうしたキットが手に入ると知っておくことで「備え」が一つ増やせますね!


《OTONA SALONE》

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