大学通信は2026年1月7日、「2025年学部系統別実就職率ランキング(文・人文・外国語系学系)」を公開した。3位は金沢大(石川)・人文学類、4位はノートルダム清心女子大(岡山)・文学部、5位は金沢学院大(石川)・文学部がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。 ランキングは、医科・歯科の単科大などを除く全国765大学を対象に2025年の就職状況を調査したもの。566大学から得た回答をもとに、系統別に学部実就職率上位校をまとめている。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いる。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。 また、ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。各系統はおもに学部名称で分類しており、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していない場合もある。東京大など未回答、または未集計の大学・学部は掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。 文・人文・外国語系の実就職率ランキング3位は、95.9%の金沢大(石川)・人文学類、4位は95.9%のノートルダム清心女子大(岡山)・文学部、5位は95.7%の金沢学院大(石川)・文学部、6位は95.5%の九州ルーテル学院大(熊本)・人文学部、7位は95.4%の甲南女子大(兵庫)・文学部、8位は95.1%の和洋女子大(千葉)・人文学部、9位は94.9%の昭和女子大(東京)・人間文化学部、10位は94.4%の愛知県立大(愛知)・日本文化学部。※同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差によるもの 3位の金沢大・人文学類は、学生の多様な志向性に対応するため「プログラム制」を採用している。「心理学」「現代社会・人間学」「考古学・文化資源学」「歴史学」「日本・中国言語文化学」「欧米言語文化学」「言語科学」の7つのプログラムを設置し、2年次からそれぞれのプログラムに分かれて専門的に学ぶ。副専攻を設定しており、選択したプログラム以外も履修することが可能だ。さらに、「人文学基盤科目クラスター」では選択プログラムに関わりなく、興味関心に応じた科目を履修することで、幅広い人文学的教養を身に付けることができるという。 7位の甲南女子大・文学部は、「日本語日本文化※2027年4月より日本文化学科(仮称)へ名称変更予定」「メディア表現学科」の2学科制。就職支援においては、国家資格をはじめとする各種資格試験などへの高い合格率を実現しており、進路把握率が99.9%、進路満足度は98.2%と高いことも特徴だ。8位の和洋女子大・人文学部は、「日本文学文化学科」「心理学科」「こども発達学科」の3学科を擁する。「こども発達学科」では、所定の科目を履修することで、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の両方を取得することができる。 大学通信のWebサイトでは、ランキング1位と2位の大学・学部の特徴や就職に向けた取組みのほか、11位~50位の大学も順位付けして紹介している。2025年学部系統別実就職率ランキング(文・人文・外国語系学系)